レンタル福祉用具をケアマネジャーに提案。知識を身に付け利用者からも感謝されるやりがい
<カイシャの特徴>
●事業内容:福祉用具のレンタル・販売事業
●仕事のやりがい:利用者などの喜ぶ姿を見られる
●働く環境:テレワークや直行直帰も利用可能
●育成制度:専門知識が身に付く独自研修
地域のケアマネジャーと連携し、福祉用具のレンタル・販売事業を営む
介護保険制度に基づいて介護用ベッドや手すり、車椅子、歩行補助杖(つえ)、歩行器などの福祉用具のレンタルや販売、住宅改修事業を営むE-LIFE。訪問介護事業所などの介護事業者のケアマネジャーに向けて福祉用具の提案を行い、介護事業者経由で在宅介護を受ける利用者に届ける。同社の福祉用具専門相談員が持つ豊富な商品知識とニーズに合った適切な提案は、ケアマネジャーから信頼され、各エリアでのシェア拡大につながっているという。
「介護事業者と被介護者という2つの取引先がいるのが当社の事業です。双方から信頼されるように、コミュニケーションを普段からしっかり取り、スピード感を持った対応や、幅広い要望に応えられるような商品の品ぞろえを徹底しています」(篠本代表)
パソコンやスマートフォンなどでレンタル用品の発注ができる独自のシステムを確立したことで、即時の在庫確認や配送手配などが可能となり、迅速な対応を実現しているという。

担当者や利用者に喜ばれる仕事。新拠点の立ち上げもやりがいになる
同社で働くやりがいは、自分の仕事が人の役に立っていると実感できること。取引先をどのように拡大するかという創意工夫をしながら、介護事業者や利用者に喜んでもらいたいという気持ちが強い人が活躍しているという。
「新規開拓であれば1日に30件近くの訪問介護事業所などを回ります。月に何度も顔を出して関係を築き、数ある福祉用具事業者の中から自分のことを信頼して選んでもらえたときは努力が報われたと感じます。また、利用者が喜ぶ姿を直接見ることができるのもやりがいになっています」(入社5年目、世田谷営業所の吉田さん)
「世田谷営業所は当社にとって新しい拠点で、お客様がゼロの状態からのスタートです。そこから軌道に乗せるチャンレジができることにやりがいを感じます。土地柄に合わせてアプローチの仕方を工夫するのも面白いです」(入社6年目、世田谷営業所の前田所長)

業務効率化で働きやすい環境。社員同士が交流できるイベントも開催
同社では ITシステムを導入し、商品発注や報告書作成などの社内業務を効率化したことで、テレワークや直行直帰に対応できる柔軟な働き方が可能になった。
「今まで紙の書類が主流だったのですが、当社ではパソコンを使いテレワークで事務作業ができます。午前中に自宅でテレワークをした後に現場へ直行、終わったら自宅に戻り定時までテレワークといったことができて、とても働きやすいです」(吉田さん)
外回りが多いため、社員同士の交流の場を意図的に作っているのも特徴。BBQなどのイベントや、月1回の上司との1on1ランチ、女性社員限定のランチ会を実施している。社員同士が社内SNS上で送り合える「いいねポイント」は、受け取ったポイントを利用して景品に交換できるのが好評という。

社内試験を経て独り立ち。プレゼン力を鍛えるロールプレイング大会も開催
同社では1カ月半ほどの新人研修を経て、OJTで先輩と同行営業を行う。営業アシスタントを勤めながら業務を覚え、入社から半年程度を目安に独り立ちを目指す。独り立ちへのステップアップに当たっては独自の試験があり、同社の求める水準に合格してからそれぞれのレベルに合った業務に当たる。
未経験の社員が福祉用具の専門知識を身に付ける研修が充実しているのも同社の特徴。「collegeジュニア」と名付けた同社 オリジナルの新入社員研修では福祉用具の基礎を学ぶことができる。さらに、入社2年目の社員は「collegeキング」という独自のロールプレイング大会に参加。自分が学んだ福祉用具の知識を発表し、優勝者には賞金が贈られる。取引のあるケアマネジャーなどの関係者なども出席し審査に加わるという。
「collegeキングの発表会に向けて、話す練習や投影するスライドの作成などを数カ月かけて準備します。私が練習のサポートをした若手社員が本番で良いプレゼンができるととても嬉しいです」(前田所長)
また、福祉用具を扱うには介護保険法に基づく資格である福祉用具専門相談員の取得が必須。会社が受験費用を負担し取得をサポートする。

社長からのメッセージ
若い人には働くことの楽しさを感じてほしい。仕事や会社に真剣に向き合うことで人生が豊かになると思います。

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●第41号 (2025年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。