鉄道車両の整備・改造を主に障がい者支援等も行う。代表とも距離が近い風通しの良い職場環境
<カイシャの特徴>
●事業内容:鉄道車両の整備や障がい者支援
●働く環境:代表と直接コミュニケーション
●仕事のやりがい:各々の事業から社会的意義を実感
●育成制度:若手の意見で育成制度を拡充中
首都圏の私鉄の車両を整備。障がい者支援など事業の多角化も推進
首都圏の私鉄各社を取引先に持ち、鉄道車両の定期整備や改造を主力事業としている堀江車輌電装。以前は電気系統の整備や改修を行う電装関係を主にしていたが、2012年から業務の幅を広げ、今では機械関係の整備にも対応している。
「電車の仕事なら、塗装以外は何でも受けられる会社を目指してきました」と語る堀江代表は事業の多角化にも取り組み、最初に着手したのが障がい者の就職支援。長年サッカーに親しんできたことをご縁として「知的障がい者サッカー日本代表」のサポート活動をする中で、障がいのある方が直面する就労の難しさを痛感したことがきっかけになったという。就労支援事業の経験者を採用して体制を整え、就職先の紹介と障がい者雇用全般のコンサルティングを行っている。
その後、自社でもより多くの障がいのある方を雇用できるよう、ビルメンテナンス事業に参入。また、知的障がいのある女性を描いた自主制作映画への出資をきっかけに、映画の制作・配給事業にも参入している。
車両整備の担当社員や子育て中の社員など、各々が働きやすい環境が整う
社員と経営陣の距離が近いのが同社の特徴。
「チャットツールを使って、仕事や社内制度のことから個人的な悩みまで、何でも直接言ってもらい、全てのメッセージに対応しています」と堀江代表は話す。
「車両部の社員は、鉄道会社の整備場などの顧客先で仕事をしているのですが、代表や本社の管理部門との間に壁を感じることはありません。暑さ対策の空調服や飲料の支給を要望したら、『欲しいものを選んで教えてください』とすぐ対応してくれました」(入社5年目、車両部の肥後さん)
各種制度についても社員が提案し、自ら積極的に利用している。障がい者支援事業の立ち上げに伴い、支援事業の経験者として中途入社し11年目を迎える経営企画室、障がい者支援事業部の荻野部長は、同社初の女性社員として、自身の経験をもとに子育てに必要な会社のサポートをリストアップし、制度化してきた。要職を担い多忙な毎日の中で、「テレワークの導入は子育てと仕事の両立にすごく役立っています」と話す。
鉄道の安全や障がい者の活躍支援など、社会に必要な事業を担う
同社での一番のやりがいは、鉄道という社会インフラの安全に関わっていることと話す肥後さん。「通勤や休日の移動で自分が整備した電車に乗ることもあって、関わった仕事を実感できるのも大きな魅力です」
また荻野部長は、障がい者支援は社会的意義が非常に大きく、やりがいのある仕事と話す。
「社内の障がいのある社員が、生き生きと働いている姿を見るのが嬉しいです。私たちは障がいを必要以上には意識しません。無理だと決めつけずに、気にかけながら任せることが、相手の成長につながると思っています」
主となるのはOJT。若手の意見を生かして育成制度の拡充を推進中
同社に入社する社員のほとんどは未経験者。鉄道関係の知識もない人が多いという。入社後の育成はOJTが主になるが、実際の仕事を通じて自分なりに次の目標を見つけ、トライできる環境になっている。
「文学部の出身で、全く分野の違う自分に鉄道車両の整備ができるのかと最初は不安でしたが、先輩たちの丁寧な教えや助けのおかげで戦力に加わることができました。最近では、OJTに加えて研修制度を充実させるべく、入社時のキャリアや経験に応じた外部研修の活用などの育成制度を会社に提案して準備しているところです」
こう話す肥後さんは、同期とともに車両部門の採用担当を務めている。同社ではこの数年で、20代の社員が増えており、育成制度についても現場と当事者の意見を生かして拡充を進めている。
仕事も私生活も大切に
仕事だけでなくプライベートも充実させたい方を歓迎しています。入社後に新たな目標を見つけたら教えてください。会社全体で実現を支援します。
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●第45号 (2026年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


