ソフトウェア開発を軸にITサービスを展開。充実した研修制度で着実にステップアップ
<カイシャの特徴>
●事業内容:独立系IT企業として業界、業種を問わず多彩なサービスを提供
●育成制度:複数の先輩社員による手厚いサポートで 確実に成長できる環境
●働く環境:在宅勤務制度や時差出勤制度を導入し、社員の働く環境を整備
金融・製造・物流業界を中心に幅広い業種へ 最適なサービスを提供
日本ビジネス開発は、ソフトウェアの受託開発を軸にITサービス事業を展開してきた。同社は、親会社がない独立系IT企業の強みを生かし、金融・製造・物流などを中心に、業種、業界を問わず幅広い顧客の業務システムのプログラム開発を行っている。
身近なところでは、就職支援サイトの構築や企業の勤怠管理システム、動画配信システムなどのプログラム開発の実績がある。その他、「GIGAスクール構想」が推進されている中で、学校にパソコンや電子黒板を提案するといったICTを活用した教育支援事業の自治体入札案件にも積極的に参加している。
近年は、企業のDX支援や人材不足を補うために、業務効率化を支援するRPA(Robotic Process Automation)や、手軽にプログラミングができるローコード開発のプラットフォーム導入支援など、コンサルティングサービスも拡大。さらには、顧客の営業活動を支援する、自社オリジナルのパッケージ製品「GoldStoneシリーズ」を販売している。
「これまで積み上げてきた技術と多彩なサービスを融合することで、時代とお客様のニーズに合ったシステムや製品を提供していきます」(入社7年目、人事本部の渡辺部長)
常に顧客が求めるサービスを提供する同社は、新しいことへチャレンジしていく風土が根付いている。
例えば、若手社員の発信で、「AIビジネス研究室」を立ち上げた。社内で選抜された社員6人が所属し、メンバーは週の半分は常駐先でAI開発業務を進める傍ら、残りの時間でAIを活用した独自の新サービスを模索・追求。これまでにないAIビジネスの構築を目指して取り組んでいる。
また、全社で「ビジネスアイデアコンテスト」を実施し、社員からのアイデアを募っている。ユニークな発想を重視するアイデア部門と、企画の詳細まで詰めたビジネスプラン部門があり、昨年は10案以上の応募があったという。
「今後に向けたビジネスの一つとして、トライアンドエラーを重ねています」(渡辺部長)
3カ月間の新人研修や年次に応じた様々な研修、資格取得支援制度も充実
入社後は、自社の研修セミナールームで、5日間にわたり人事本部主催のビジネス研修に参加し、2週間かけてeラーニングを使用した技術基礎研修を受講。その後、外部講師を招いた技術応用研修を2カ月半受け、配属となる。
また、独自の「OJT・バディ・ペアレント制度」では、配属された新入社員1人に3人の先輩社員が付き、フォローをする。1人目の「OJTリーダー」は4年目以上の先輩社員が担当し、3年間指導していく。2人目の「バディ」は、2~3年目の若手社員が付き、困り事などの相談に乗る。3人目の「ペアレント」は、他部署のOJTリーダーで、3カ月に1回面談を行っている。できるだけ多くの社員と交流ができるようにと導入されたこの制度は、他部署のことも分かると新入社員から好評という。
「当社は、研修が充実していて、基礎からしっかりと理解でき、確実にキャリアアップできます。また、男女を問わずロールモデルとなる先輩社員が多く、自分がなりたい姿が目に見えるので、充実した気持ちで仕事に取り組めます」(入社5年目、IS事業部の元橋さん)
また、一人ひとりの成長に合わせて、若手管理職研修、次世代リーダー研修、情報セキュリティ研修などを実施し、着実にステップアップできる。
さらに、資格取得支援制度もあり、合格者には資格難易度別に報奨金を支給。特に、業務に必要な資格の場合、会社がテキスト費、受験費を負担している。
柔軟に活用できる在宅勤務や時差出勤で 働きやすい環境を構築
同社には子育て中の社員も多い。育児休業は複数の女性社員が取得、復帰しており、今年は男性社員も取得を予定している。
「人事本部として、男性社員の育児休業取得も高いハードルではないことを周知していきたいです」(入社3年目、人事本部の御牧さん)
また、事由を問わない在宅勤務制度があり、担当するプロジェクトによっては完全在宅勤務も可能。コロナ禍以降は、出勤時刻を8時から10時の間で選択できる時差出勤制度も導入するなど、社員の働きやすさを考えている。
「通勤ラッシュを避けて出社でき、ありがたいです」(御牧さん)
部長からのメッセージ
技術・知識は入社後しっかり学べます。ITに興味を持って、面白いことがしたいと思っている人を待っています。
読者からひとこと
多くの先輩と関われ働きやすそうです!
独立系の強みを最大限に生かしたサービス展開がとても魅力的だと感じました。また、研修時に3人の先輩が付くことで、安心して働けそうです。慣れない環境ではすぐに質問できる先輩、相談できる先輩の存在が必要不可欠だと思いました。
●第30号 (2022年10月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。