約60種類の福利厚生制度を用意。社員が健康的に働く環境を提供するSES企業
<カイシャの特徴>
●事業内容:幅広い業種へIT技術支援を行う
●仕事のやりがい:挑戦したい案件に携われる
●育成制度:技術書やビジネス書が読み放題
●働く環境:約60種類の制度で健康促進
健康経営に力を入れ、幅広い業界へ技術支援を行うSES企業
顧客の元にエンジニアが常駐し、技術的なサービスの提供を行う、SES(システム・エンジニアリング・サービス)事業を展開する日本ナレッジスペース。金融、製造、流通、不動産、小売、情報通信など多岐にわたる業界の様々な企業のシステム開発に携わっている。業務アプリケーションの開発や組み込みシステムの開発、インフラの構築など多様なプロジェクトに参加し、様々な技術を高められることが強みとなっている。
同社の経営ビジョンの中には、「社員とその家族の健康を考慮した経営を実践する。」「働く人の健康はまさに経営によって創造される未来である。」など、働く社員の健康について言及する言葉が多くみられる。
「現役時代にハードに働きすぎて、退職後に病気で人生を楽しめなくなったら本末転倒です。将来も見越した上で、社員には健康に生き生きと働いてほしいと、健康経営を進めています」と語る松岡代表は、自らも東京商工会議所の「健康経営エキスパートアドバイザー」に認定されているという。

社員の意欲を後押し。適性・希望に応じてプロジェクトを選択できる
社員同士の関係がフラットな同社では、役員へも気軽に相談や提案ができるという。
「もともとエンジニアだった経験を生かし、社内インフラの整備や自社のウェブサイトの修正、メールサーバーのセキュリティー強化などを松岡代表に提案しました。すぐに受け入れてもらえ、自ら手掛けられたときには大きなやりがいを感じました」(入社5年目、経営企画部の桒原部長代理)
基本的にエンジニアは客先常駐で勤務するが、従事する案件は、営業担当社員と面談を行い、個々のスキル、希望に応じてアサインされる。また将来はマネジメントを担うか、技術者としてスキルアップするか、目指す方向性を選べる環境があるのも同社の特徴という。
「前職でも経験のあるモバイルアプリの開発に携わりたく、営業担当に相談をしました。その際は該当する案件がなかったのですが、営業が新たに開拓し、念願のプロジェクトに入ることができました。周りのメンバーとも協力して開発を行い、充実した仕事ができています」(入社1年目、ITソリューション部の及川さん)

自由に読める技術書・ビジネス書でスキルアップができる
社員がどのようなプロジェクトに参加していても、空き時間に自分の力を高められるようにと、同社ではエンジニア向けのオンライン研修システムを導入している。プログラミング言語やセキュリティー、ネットワークなど各領域の動画を見て、学ぶことができる。
「入社して、プロジェクトに入る前の期間に活用しました。今後はPython(パイソン)など、扱ったことのない言語の知識を身に付けたいです」(及川さん)
また、技術書やビジネス書をオンラインで自由に読めるサービスも契約しており、社員の学びたい気持ちを後押ししている。

社員の健康促進を考えた、約60種類の福利厚生制度を用意
東京ライフ・ワーク・バランス認定企業、がん対策推進優良企業、健康経営優良法人(ブライト500)認定企業など、働き方改革や健康に関する様々な認定を受ける同社。導入している福利厚生制度も60種類を超え、その半数以上が健康に関する内容となっている。同社オリジナルの制度も多数あり、例えば服や美容院など身だしなみを整える際にかかった費用を補助するものや、花粉症の診察費や薬代の費用補助、コンタクトレンズなどの購入費用補助のほか、がんのリスク検査費用補助など、幅広く用意している。
「社員の利用率100%なのが、安眠促進制度で、希望者に4万円相当のオーダーメイド枕を支給するものです。枕を変えてから、睡眠の質が上がり、健康への意識が高まりました」(桒原部長代理)
また、残業削減を徹底しており、週単位で各社員の状況を確認。月平均残業時間は約8時間で、毎月自社のホームページにも公表している。
「お客様のプロジェクトに入る前に、過度な稼働時間が発生しないかなどをしっかり確認し、社員が健康的に働ける環境を提供し続けています」(松岡代表)

代表からのメッセージ
福利厚生制度は年々種類を増やしています。社員が健康的に、やりがいを持って働くための環境づくりを惜しみなく行っていきます。

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●第37号 (2024年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。