水道施設工事で暮らしに欠かせない水の安全を守り続ける。若者・女性も活躍できる職場環境を整備
<カイシャの特徴>
●事業内容:23区内で水道施設工事を展開する
●仕事のやりがい:地域住民からの感謝の言葉が喜び
●育成制度:資格取得が手当にもしっかり反映
●働く環境:女性管理職比率6割。誰もが活躍
水道施設工事の分野で約40年。数々の公共工事で実績を重ねる
地方自治体の水道局から依頼を受け、主に23区内で水道管の交換・新設・撤去・点検といった工事を行っている丸山機工。水道施設工事に伴う給排水設備の施工管理や設計、道路の舗装工事も担う。設立以来40年近く様々な公共工事を請け負い、実績を重ねることで信頼を培ってきた。
「当社は、古い水道管を入れ替えるために道路を掘削して地下に新しい水道管を布設する工事を主に行っています。都市のインフラを支える重要な仕事だと認識しています」と丸山代表は語る。
同社は、現場で培った知見をメーカー等へ共有し、工具類の改善・開発にも協力するなど、水道施設工事の発展にも努めている。
「かつて水道管の寿命は約25年といわれてきましたが、素材の耐久性が高まったことなどから現在は約60年まで伸びています。一方で、都市部の地下には血管のように水道管が張り巡らされており、常に交換を行い新陳代謝を繰り返すことが必要です。今後も安心・安全な水を供給できるよう、水道管の整備に取り組んでいきます」(丸山代表)
都内有名スポットも担当。地域住民に感謝の言葉をもらえることがやりがい
主に23区内の様々なエリアで、多様な水道施設工事を行ってきた同社。例えば、 観光客の多い都内最古の寺院や、人気の電波塔に通じる水道管工事に関わることができるのも、この仕事ならではの醍醐味(だいごみ)という。
入社8年目、現場監督でもある工事部の阿部さんは、地域住民との交流も重要だと話す。
「この仕事では工事自体もさることながら、住民の方に理解をいただいた上で工事に入ることがとても重要です。工事中は断水などにより、一時的にご不便をおかけする場合もあるため、期間内に工事を終えることが大きな達成感になります」
また、中途入社6年目、工事部で現場代理人を務める菅原さんは、地域住民からの感謝の言葉がやりがいにつながると言う。
「予期しない状況に対応しながら工事を終えた後、『きれいになったね』『どうもありがとう』と言葉をかけていただけると何よりの励みになります。担当した都内の商店街の工事が、発注元の自治体から優良工事表彰を受けたことも、嬉しい出来事でした」
資格取得の受験料や講習料も会社が負担。取得後は最大6万円の手当を支給
同社に新卒で入社した場合、2日間の社会人マナー研修を受けた後、先輩社員に付いて工事現場での仕事を少しずつ経験していく。
「現場監督の主な役割は、工程・安全・品質の管理です。実際の作業内容や所要時間を理解するため、入社後は実際の現場にも入り、現場感覚を身につけながら学んでいきます」(丸山代表)
丸山代表や経験豊かな先輩社員が現場に同行することも多く、ベテランの仕事ぶりを通して多くの技術を習得することができる。
1級土木施工管理技術検定や、給水装置工事主任技術者試験など、会社が認めた対象資格については、受験料や外部講習費用を社内規定に基づき支援。 合格時には報奨金が支給されるほか、資格の難易度に合わせて毎月3,000円~6万円の資格手当も支給される。
現場監督への登用など、女性活躍を推進するえるぼし認定企業
「社員に気持ちよく働いてもらいたい」と丸山代表が語るように、労働環境や福利厚生の改善に力を入れている同社。育児休業制度はこれまで2人の男性社員が利用しており、その1人である菅原さんは4週間の育児休業を取得したという。
また現場での業務を少しでも快適にと、夏場は空調服や扇風機付きヘルメット、ミストクーラーなどを支給。本社にはドリンクやアイス、菓子などを置き、誰でも無料で飲食ができる。
同社は女性の活躍推進にも積極的で、管理職5人のうち3人(6割)が女性社員。2023年には、えるぼし認定も取得した。
「現場監督は力仕事ではないので、女性の私でも問題ありません。現在は現場経験を生かしつつ、本社での事務作業も行うようになりました。キャリアパスも、丸山代表と話し合いながら決めることができます」(阿部さん)
若者・女性も活躍できます
建設業は厳しいイメージを持たれがち。だからこそ社員が働きやすい環境をしっかり整えて、若者や女性も活躍できるよう努力しています。
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●第45号 (2026年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


