生活基盤を支えるシステム開発を提供。研修や発表会などで若手社員の成長を支援
<カイシャの特徴>
●事業内容:金融機関で使われるシステム開発
●仕事のやりがい:社員の「やってみたい」を徹底応援
●働く環境:テレワークを活用し育児と両立
●育成制度:IT未経験者を想定した手厚い研修
金融業界を中心に、企業の基幹システムの開発・運用を手掛ける
メガバンクなど主に金融機関で使用されるシステムの要件定義から開発、保守・運用まで一貫して手掛け、実績を重ねるエムコスミック。例えば銀行での預金・送金、ローンや年金情報の管理など、社会の基礎を下支えするような巨大プロジェクトに携わっている。
「24時間絶対に止めてはいけないシステムのため、開発手順や正確性が大切です。30年以上担当しているお客様もいますし、信頼関係を築いた結果、新人行員向けにシステムの操作研修を依頼されることもあります」と三嶋社長は話す。
金融機関のシステム開発で培った技術やノウハウは、製造業や自治体で使用されるシステム開発にも応用されている。
開発する業種が様々であること、加えて基盤システムや業務システムなども幅広く手掛けていることで、社員の希望や適性に応じてより活躍できる環境を提供することが可能と三嶋社長は話す。
「私自身が客先常駐でSEを務めていた経験があるので、社員の気持ちや困り事もよく分かります。社員が気持ちよく活躍できる仕事を用意するのは会社の役割だと思っています」
さらに、同社は国内に3拠点を抱え、いずれも1社に対し10人以上がチームになるような大規模案件を多く担当しているという。

意欲ある社員の気持ちや提案を受け入れる環境が 若手の成長を後押し
社員の挑戦や自主性を重んじており、意見や提案、やりたい仕事などを上長に言いやすい環境があるという同社。
「部下を持つようになってワークエンゲージメント*に興味を持ち、現在大学院のMBAコースに通いながら仕事と両立させています。通学することを社長や上長に相談したところ、否定されることなく応援してもらえました。学んだことを今後業務に生かしていきたいです」(入社20年目、アシスタント・マネージャーの男性社員)
また、ローコード(ほとんどプログラミングせずに開発できるプラットフォーム)やクラウドサービスなど最先端の技術や機能を学ぶ機会も用意されており、社員の意欲向上につながっているという。
*ワークエンゲージメント:従業員が仕事に対してポジティブな気持ちで、生き生き働いている状態

子育てしやすい勤務体系。アットホームな社風で社員旅行も家族同伴可
同社は産前産後休業、育児休業の取得実績が多く、現在も男性社員一人が1年間の育児休業を取得中。復職後はテレワークと短時間勤務を組み合わせて勤務する社員も多く、子どもの急病などに対応しやすいため、プロジェクトの一員として活躍しながら、子育てと両立するエンジニアが増えているという。
客先常駐が多いだけに社員同士のコミュニケーションにも気を配っており、2年に1回、会社が費用を約7割負担する任意参加の社員旅行を実施している。社員の家族も一部を会社が費用負担して参加でき、社員から好評という。

未経験者も安心してスキルアップできる研修やeラーニングを実施
新卒者は全体研修の後、3カ月間外部での技術研修を受ける。文系などIT未経験者にも、プログラミングやデータベースの仕組みなどを一から理解できるような内容となっており、入社後もeラーニング研修などで学んだことを振り返れるようになっている。
また、リーダーなど上長が常に部下の様子に気を配っていて、不明点は上長や先輩が指導している。
「今はリモート勤務ですが、仕事上の疑問も、毎日の業務報告の際に聞くと丁寧に対応してもらえるのがありがたいです」(入社2年目、ソリューション事業本部の女性社員)
さらに、若手社員の成長を支援するため、「若手成長発表会」を実施。2~3年目の社員が、学生時代から現在に至るまでの自分の成長過程をパワーポイントにまとめて発表する催しで、開発現場で共に働くパートナー企業2社と協同で行われている。オブザーバーとして参加する20~30人ほどの社員は最も良い発表をしたと思う人に投票し、優勝者を表彰している。先輩社員からのフィードバックもあり、若手には自分自身を振り返り、直近から未来までの成長プランを考える絶好の機会になっている。
その他、100種類以上の資格・試験が対象となる資格取得支援制度があり、簿記やビジネスマネジャー検定試験、TOEICなど、ITに関する資格・試験でなくても、意欲があれば受験料は会社負担で取得が可能。合格時やスコアによって報奨金が支給される。

社長からのメッセージ
就職は会社とあなた、両方が求め合って成立するもの。当社では、対面でのコミュニケーションを重視し、入社前からじっくり話すことを心掛けています。

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●第36号 (2024年3月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。