大手企業を中心に企業の業務システムを開発。AIを活用した自社開発にも注力
●事業内容:大手企業の業務システムを開発
●仕事のやりがい:顧客の課題を解決できるやりがい
●働く環境:様々な用途に使える10万円の補助
●育成制度:ヒアリング力向上の研修を実施
大手企業のビジネスを効率化するシステムを開発。一気通貫で担える強み
独立系IT企業として、大手企業と直接取引する案件を多く手掛けるピーアンドアイ。顧客は民放キー局を中心とする放送業界や医療業界、メーカーなど多岐にわたり、IT技術で顧客のビジネス上の課題を解決している。それぞれ、営業放送システムや臨床検査システム、生産管理システムなど幅広い業務システムの開発に携わっている。
「当社は要件定義からシステム開発、保守・運用までの全工程を社内で一気通貫で担える体制があり、お客様の課題を深くヒアリングして、最適な内容を提示しています。社員の中には、より深くお客様のことを知り、提案に生かすために、お客様の業界に関する資格を取得した者もいます」(水窪社長)
また、独自開発のサービスにも注力しており、大学との産学連携で制作された「プレトレ」は、プレゼンテーション動画をアップするとAIが14種類の評価項目でスコア化してくれるというもの。インターネットテクノロジーのイベントで賞を受賞している。

システムの開発を通して、顧客の支援ができるやりがい
同社のエンジニアにとっては、大手企業と直接やり取りし、顧客の課題を解決できることがやりがいになっているという。
「製造工程を管理するシステムの開発を担当しています。在庫がいくつあり、いつ入荷する必要があるか表示するもので、システム開発を通して、顧客の業務効率向上の支援ができるところにやりがいを感じます」(入社5年目、情報エンジニアリング部の小舘さん)
また、入社8年目、総務部の中野主任もやりがいを持って働いていると話す。
「私は新卒採用業務を担当しています。予算組みから媒体選定、説明会開催、学生へのアプローチまで全て任されており、責任と面白さがあります。当社という存在を学生に良い企業だと思ってもらえた際に達成感があります」

資格勉強など様々な用途に年間10万円まで使えるカフェテリアプラン
社員が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、働きやすい環境を整える同社。例えば、年間10万円まで資格取得や健康促進、テレワークに関するアイテムの購入費用を補助するカフェテリアプランを導入。ウォーキングシューズやリモート用デスクの購入、在宅勤務に際して光熱費などに充てることができる。
また、社内サーバーをクラウド化し、エンジニアはもちろん、管理部門のテレワークも可能にした。現在9割の社員がテレワークを実施しているという。
「先月、育児休業から復帰したばかりです。現在はテレワークと短時間勤務制度を活用しながら、休業前と同じ案件に携わっています。保育園の送迎などがあるので、テレワークできる環境はありがたいです」(小舘さん)
男性の育児休業の取得者も複数おり、中野主任も今年度中に1カ月間の取得を予定している。
「上司も子どもの都合で早退や有給休暇を取得したりと、子育てと仕事が両立しやすい職場です」
さらに、交流行事が盛んで、新人歓迎会、暑気払い、若手社員が企画するBBQや忘年会などのほか、社員の家族を招いての周年記念イベントも開催しており、社員同士の結束を強くしている。

インタビュー研修など、独自の研修でヒアリング力を高める
入社後はビジネスマナーや、メールや報告書などの書き方に関する研修を社内で2週間受けた後、2カ月、プログラミングを学ぶ外部研修に参加する。ここで他社の新人も含めチームを作り、プログラム構築を体験する。
また、同社独自の研修として、現役の新聞記者を招いてのインタビュー研修を実施。
「インタビューのコツを聞いた後、チームごとに先輩社員にインタビューを行いました。実務へのイメージが深まるとともに、交流のない社員ともコミュニケーションを取る機会になりました。お客様の要望を聞き出す力はエンジニアにも必要なので、現在も学んだことが生きています」(小舘さん)
社内外での座学研修を終えた後はOJTとなり、基本的には指導の先輩社員が一人付くが、同社には「10人で一人を育てる」育成方針があり、周囲の先輩たちが自然とサポートしてくれるのが特徴という。

社長からのメッセージ
テクノロジーの発展など変化の大きい今、社会に出ることに不安を感じているかもしれませんが、あなたが活躍できる会社は必ずあります。

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●第37号 (2024年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。