幅広いジャンルのシステム開発や顧客のDX推進。テレワーク利用率9割など働く環境も整備
<カイシャの特徴>
●事業内容:業務システムやアプリなどの開発
●仕事のやりがい:挑戦する意欲や姿勢が評価される
●育成制度:現場を想定した社内研修で成長
●働く環境:テレワーク9割で休暇制度も充実
企業が使う業務システムやウェブアプリなどのシステムを開発
システム開発などIT関連の業務を技術的に支援するSES(システム・エンジニアリング・サービス)事業を営むリアルインベント。企業の業務システムやウェブアプリケーション、ウェブサイト制作など、幅広いカテゴリーで開発やDX推進を行っている。同社では、エンジニアが取引先で開発を行う形態だけでなく、顧客の開発内容や規模に合わせ、自社内でチームを組んで臨むラボ型開発にも注力している。
「当社では、日々関わる人たちとしっかりコミュニケーションを取り、与えられた業務をこなすだけでなく提案する姿勢を持つエンジニアが活躍しています。その姿勢が評価されプロジェクトの重要なポジションを任されたり、取引先で『活躍したエンジニア』として紹介されることもあります。技術力はもちろんのこと、エンジニアの人間力は、お客様から信頼を得る上でとても大切です」(村岡社長)

責任感を持って挑戦することで顧客からも社内からも評価されやりがいに
同社では、本人のやる気次第で挑戦の機会が与えられることが多く、それが社員のやりがいにつながっているという。取引先では、同社のエンジニアの働きかけをきっかけに、案件規模の拡大や新規案件獲得につながるケースもあると話すのは、入社11 年目、IT ソリューション事業部の尾池マネージャー。
「現場での開発は大変なこともありますが、頑張って乗り越え、お客様からさらに責任ある仕事を任されることがやりがいにつながっています。現場での仕事も社内での役割も、自分事として捉える責任感の強い社員が多いのが当社の特徴だと思います」
「昨年創立10周年を迎え、取引先の方を招いた記念式典を行ったのですが、その企画や台本、タイムスケジュールなどを、私と社長室のメンバーで準備しました。初めての取組で、準備に半年かかった大掛かりなイベントでしたが、当日は参加者に楽しんでもらえて嬉しかったです」(入社3年目、総務の松本さん)
さらに、同社ではサブマネージャーやマネージャーといった役職者は挙手制で選ぶなど、自主的な姿勢が評価される環境となっている。

研修は現場を想定した自社独自のカリキュラム。資格取得も支援
未経験者は入社後独自のカリキュラムで3カ月間の研修に参加。課題に沿ってデザインやコーディングなど、取引先での開発で実際に行う業務を経験し、研修で取り組んだ内容を社内で発表。研修期間中は、もちろん先輩に相談することもできるが、AIの活用によって自己解決力を高めることも目指すという。研修後は、先輩と共に取引先でのOJTで経験を積んでいく。一人前になるまでに3年程度を見込んでいるという。
「部下の育成において、一人ひとりの自主性を伸ばすような指導を心掛けています。単に作業をするのではなく『会社が良くなるには? もっと案件が増えるには?』ということを考えてほしいです」(尾池マネージャー)
また、資格の取得やオンラインスクール受講費を会社が負担するなど、成長意欲のある社員が活用できる制度も整っている。

テレワーク利用9割で地方移住社員も。社員の声を取り入れ賞与は年5回
テレワークの利用が9割を占め、地方在住の社員も多い同社。尾池マネージャーは6月から福島県に移住。リモートで東京本社とつながりながら、将来的には福島支社を立ち上げ、地方創生活動を行うのが目標だという。
また、自分や配偶者、子どもの誕生日に利用できる誕生日休暇や創立記念日休暇といった特別有給休暇もあり、取得もしやすい。
「休暇を取るとだいたい実家へ帰省します。連続休暇も取りやすいので、疲れたときには癒やしになります。オンとオフの切り替えがしっかりとできるような環境です」(松本さん)
また、同社では年に5回賞与を支給している。社員からの声を受けて導入したもので、賞与額を公平に決定するために社員一人ひとりの評価面談も上司が細やかに行っている。

社長からのメッセージ
技術力にしても会社での役割にしても、自分で工夫して、何かを切り開いていきたいという貪欲な姿勢を持つ人が当社では輝いています。

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●第41号 (2025年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。