IoT開発とWebサイト制作、DX推進支援を担う。誰にでも相談しやすい環境で視野の広い技術者を育成
<カイシャの特徴>
●事業内容:IoTシステム開発やWeb制作
●仕事のやりがい:ダイレクトに聞ける顧客の声
●働く環境:風通し良く気軽に相談できる環境
●育成制度:勉強会を通じて視野を広げる
IoTシステム開発やWeb制作等の受託型事業と顧客先での常駐型事業
ライジングサンコーポレーションは、顧客からの依頼に基づいてシステム開発やWeb制作を行う受託型事業と、顧客先に技術者を派遣して開発業務などを支援する常駐型事業を展開する、八王子市のIT企業。売上規模、人員配置ともに受託7割、常駐3割の割合となっている。
「他社との差別化を図るために、自社独自の技術を磨きたいと考えて受託型事業に進出しました」(坂本代表)
例えば、「Raspberry Pi」*などを用いたIoTを活用したアプリケーションの開発が代表的な受託開発の一つ。同社のある八王子市内に測定機器のメーカーが多いことに着目し、測定機器の設定や、取得したデータを見やすく可視化できるシステムを開発して、ビジネスの幅を広げてきた。最近ではDX推進の流れから、業務改善を目的としたシステム開発の依頼も多く、顧客の業務を理解し、企画・提案から開発まで一貫して行っている。
加えて常駐事業では、企業の事業の核となる業務を管理する基幹システムの運用や第三者評価などを手掛け、顧客である大手システム開発会社のサポートを行っている。
同社の経営理念は、「いい会社になる」。坂本代表が2003年に就任して間もない頃に定めた。
「お客様、従業員、社会などの様々な困り事に寄り添い、ITの力で解決して、皆さんにとって『いい会社』になることを目指しています」
*Raspberry Pi:ラズベリーパイ、ラズパイ。名刺サイズの小型コンピュータでIoT開発に使用される
顧客の要望に応えて反応をじかに感じる喜びや、Webサイト公開時の達成感
「受託型事業のシステム開発に携わっています。お客様の要望を聞くところから、実際の開発までの一連の工程を自分で行い、お客様の反応をじかに感じられるところにやりがいを感じています」
こう話す入社8年目、システムエンジニアの佐々木さんは、商業施設などのトイレの利用状況をリアルタイムで可視化する、IoTシステムの開発を担当した。このときは、公共トイレの現状調査やドアの開閉を検知するセンサーの選定なども行い、仕事の幅広さを楽しんだという。
入社5年目、Webデザイナーの小川さんは、専門学校で学んだ知識を生かしたいと同社に入社。主に企業Webサイトの制作を担当している。
「お客様と打合せを重ねて作り上げたサイトが、無事に公開されたときにはいつも達成感を感じます。また、 お客様自身が細かな修正を行えるサイトを納品した後に、頻繁に情報が更新されていると、『ちゃんと使ってもらえている』と実感できて、やりがいと嬉しさを感じます」
社員同士が程よい距離感を保ちつつ、気軽に相談できる働きやすい職場
常駐型事業を担当する社員はリモートワークが多く、受託型事業を担当する社員は、主に出社して業務を進める。担当によって働き方は異なるが、毎月1回、社員全員が本社に集まる会議があり、その後に勉強会や懇親会が開催され、社員同士の交流を深める機会となっている。
「社員同士の距離感が近すぎず遠すぎず、心地よい関係性で働きやすい職場です」(小川さん)
同社の社員は、それぞれが異なる強みや専門性を持つ多彩なメンバーがそろう。
「開発作業で壁に突き当たったときも、『この分野ならあの人が詳しいから聞いてみよう』と、すぐに相談できて実際に手を貸してもらえるので、一人で悩むことはありません」(佐々木さん)
基本はOJT。勉強会で社会や文化などに関する知識を得て視野を広げる
同社の社員は勤続30年のベテランを含め、ほとんどが新卒入社。大学や専門学校でITを学んだ社員が多く、先輩によるOJTが人材育成の基本となっている。未経験者も歓迎しており、その場合は2~3カ月、社外の研修機関でITの基礎を学べる体制も整えている。
その他に坂本代表が力を入れているのが、社会情勢や文化、技術革新の歴史といった幅広い知識の習得。社員には、技術者としての専門性とともに、視野を広く持ってほしいと考えている。
「月1回の全体会議後の勉強会では、技術的なテーマを社員が講義することもあれば、大学の先生を招いて世界経済の近況を講義してもらうこともあります。また、年に1回、『社会科見学』として、社員全員で都内の博物館などを、ガイドの案内のもとで見学する会を実施しています。今までに、通信や広告の歴史が学べる博物館に行きました」
代表からのメッセージ
大手企業と対等に付き合えるのは、お客様の言葉にならないニーズまでくみ取り対応できる、提案力と技術力を持っているからだと思います。
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●第44号 (2026年2月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


