若手の意見を尊重する社風。暮らしを便利にするシステム開発から企業のDX支援まで携わる
<カイシャの特徴>
●事業内容:企業のDX 支援に注力
●働く環境: 若手の 自由な発想を重視
●育成制度: 上司と共に キャリアを考える
●仕事のやりがい: 様々な案件に参加し 経験を積む
生活に関わるシステムの開発・運用・保守から、企業のDX支援も手掛ける
顧客の元にエンジニアが常駐し、技術的なサービスの提供を行う、SESを中心に事業展開するSOFTG。公共交通機関の予約システムやネットショッピング、インターネット出願をはじめ、生活に欠かせない様々なシステムや大手電機メーカーの基幹システムの開発・運用・保守を手掛けている。
「設立当初から取引のある大手SIer企業とタッグを組んで、AI、IoTを用いた顔認証や音声認証、RPA(Robotic Process Automation)などの最新技術を活用した開発をすることも多いです。開発後は製品の精度を高めた上で、共に営業活動を行うこともあります」(平間取締役)
同社では「優れた技術者の育成」「モノづくり」「楽しい会社」という3点にこだわりを持ち、独自性のあるサービスの開発に挑戦している。 2021年からは新しい事業として「DXビジネスパートナーズ」を立ち上げた。DXで効率化を図りたい企業に向けて、業務内容のコンサルティングから導入まで支援している。
「DX事業はこれからの事業の柱として強化していきます。DXで効率化したいことは何か、丁寧にヒアリングし、お客様の要望に応えていきます」(平間取締役)
若手の自由な発想で意見を出し合い提案する「若手ミーティング」
顧客先で働く社員が多いため、社員が一堂に会する機会は少ないが、同社では2カ月に1回オフラインで「若手ミーティング」を開催している。 これはチームを組んで、会社に対する提案や課題などを自由に討論し、社内で反映させていくというもの。働きやすい環境づくりを行うだけでなく、若手同士のコミュニケーションを活性化させる狙いがある。
「プロジェクトについて理解を深めるための試みや、スケジュール管理に使うアプリの選定について話し合うなど、ざっくばらんに意見交換が行える機会で、風通しの良さを感じます」(入社2年目、ITソリューション本部の安室さん)
同社は働き方についても気を配っており、納期が迫ったときに就業時間が長くなりがちな社員がいないか常に上司が確認し、場合によっては発注元に改善要望を出すこともあるという。有給休暇の取得率は79%と休みを取りやすく、誰もがプライベートと仕事の両立ができている。
上司とキャリアデザインを話し合い、必要な研修を受講
入社後は、しっかり技術が習得できる外部研修と、先輩が専属トレーナーを勤めるOJTで新人を育成。2年目以降は、会社独自のカリキュラムにのっとり、1年間に4~5回外部研修に参加する。年次ごとにテーマがあり、2年目であれば「適切なコミュニケーションと能動的に働くこと」、3年目は「問題定義と分析・解決方法」を学んでいく。
また、今後の目標や長期的なキャリアデザインを上司と話し合う機会もある。エンジニアとして将来どうなりたいかを意識し、その実現のために必要なスキルを身に付ける研修が受けられる。
「社員がモチベーション高く働けるよう、個々が目標に掲げた技術を現場で習得できるプロジェクトに入れるようにしています」(平間取締役)
様々なプロジェクトに参加することで、ステップアップできる
同社で働くやりがいについて、入社15年目、ITソリューション本部の篠原リーダーは、無事プロジェクトを完遂できたときに成長を感じると話す。
「今は旅行会社で使われる予約システムの開発プロジェクトに参加しています。スムーズにいくことばかりではないですが、様々なプロジェクトに参加して経験を積む中で、不測の事態が発生した際の対処方法が身に付きました」
また、顧客の工事担当者が使用するシステムの設計と、動作確認が主な業務である安室さんは「最初はどうなるのか分からなかったものが、ピースとピースがつながって、全容が見えて、無事に動作していることが確認できると嬉しいです」と語る。
取締役からのメッセージ
入社後のミスマッチを避けるため業界や企業の研究が大切です。当社はミスマッチを防ぐため採用時に若手社員との交流プロセスを設けています。
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●第38号 (2024年10月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。