システム構築と運用、クラウドシステムの導入を支援。700時間超の充実した新人研修とフラットな風土
<カイシャの特徴>
●事業内容:システム構築やクラウド導入支援
●働く環境:意見を言いやすいフラットな風土
●育成制度:700時間を超える充実した新人研修
●仕事のやりがい:顧客の要望に応え自身の成長も
クラウドシステムの導入支援に早くから取り組み、多くの実績を持つ
官公庁、金融機関、大手企業などのシステム構築と運用、クラウドシステムの導入支援を行うクロスパワー。2015年にAWSコンサルティングパートナーとして認定されるなど、早くからクラウドシステムの導入支援等に取り組んできた実績と技術力の高さで、顧客から信頼を得ている。それを支えているのは、充実した研修制度。自社の社員向けに行っている研修を社外にも提供し、広くエンジニアを育成するという考えのもと、「寺子屋ITライセンス」というITスクールを運営し、実践的な教育サービスも展開している。
「今後の事業ビジョンとして、クラウドシステム、オンプレミス(物理的なインフラ)、アプリケーションを組み合わせてワンストップで提案することに注力し、業務を拡大していきたいと考えています。そのために、人材の増強を目指しているところです」(大江代表)
700時間を超える新入社員研修。資格取得支援制度も充実
同社の新入社員研修はビジネスマナーやITの基本技術を学んだ後、志望分野別に2つのコースに分かれる。インフラエンジニア志望者は、Linuxの基礎、サーバー構築の流れ、クラウドなどの概念を中心に学び、アプリ開発エンジニア志望者は、Javaを始めとしたプログラミング言語、チームでの開発手法などを学んでいく。こうした研修は一人ひとりの理解度を見ながら進められ、その合計時間は人によって700時間を超えるという。その後は配属先で先輩に付いて実務を学び、経験を積む。
「新人研修の最後の集合研修で、チャットツールの機能改善を行いました。フレームワークの構築がとても勉強になりました」(入社2年目、システムソリューション部の熊井さん)
また、同社は資格取得を推奨しており、資格取得後は受験費用を負担し、資格に応じた資格手当を毎月支給している。
「AWSソリューションアーキテクト-アソシエイトの試験に合格し、現在はデータベーススペシャリストの試験に向けて勉強中です。資格手当として努力を評価してもらえるので、モチベーションが上がります」(入社2年目、クラウドシステム開発部の見山さん)
有給休暇や育児休業も取得しやすい環境。フラットな風土で交流も盛ん
同社の有給休暇の取得率は80%を超え、取得しやすい環境が整っている。育児休業は女性の利用率、復職率ともに100%。男性では半年以上の育児休業取得実績もある。復職後は子どもが小学校入学後も短時間勤務制度を利用できるなど、柔軟な働き方を可能にしている。
「身近にロールモデルとなる先輩がいて、自分にライフイベントがあったときもイメージしやすいです」(熊井さん)
また、同社は毎年2月に事業計画を全社員で共有する全体集会、10月には懇親会を開催するなど、コミュニケーションを大事にしており、社員が自主的にボードゲーム大会などのイベントを企画するなど、社員同士の交流も盛んに行われている。大江代表も含め、全員を「さん」付けで呼び合うフラットな組織風土は、若手も意見を出しやすい雰囲気があり、加えて稟議(りんぎ)制度がないことで、物事の決定スピードが早いという。
さらに、地方出身者のために都内近郊に借り上げたワンルームマンションを寮として用意している。
「エアコン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機などの電化製品が一式そろっているので、とても助かっています」(見山さん)
顧客の要望に応えながら、エンジニアとして成長していく喜び
システムの目的や必要な機能、性能などを明確にする要件定義から、構築・運用までワンストップで対応している同社では、顧客の要望に的確に応えながら成長できる環境がある。
「管理画面の実装案件で自分の提案が採用されたときはうれしかったです。また、過去の自分の書いたコードと今のコードを比べて自身の成長を実感する機会がありました。もっと上流の工程にも関われるよう、日々学んでいます」(見山さん)
「自分が実装したシステムが実際に稼働しているのを見ると、達成感を感じます。技術をしっかりと身に付けて、ゆくゆくはチーム全体のサポートもできるように成長していきたいと考えています」(熊井さん)
代表からのメッセージ
どこの組織に所属するか、そこで何ができるか、どう生きていくかを真剣に考え、自分自身が成長していける環境を選択してください。
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●第42号 (2025年10月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


