投資用不動産販売など多角化経営で事業を展開。資格取得支援などで社員のスキル向上も応援
<カイシャの特徴>
●事業内容:不動産事業など多角的に展開
●働く環境:安心・安全な建物を作る喜び
●育成制度:柔軟な対応で子育てと仕事を両立
●仕事のやりがい:宅地建物取引士など資格取得支援
投資用の不動産販売事業など、多角的に事業を展開する
生コンクリートの製造・販売を主な事業に1964年に設立された横山産業。「安定して事業を展開したい」という創業者の戦略で、経営の多角化に乗り出し、1995年にスタートしたのが、東京事業所で行う不動産事業。投資用不動産の建設から販売、管理までを一貫して行っている。
「用地を仕入れ、マンション等を建設し、投資家に販売するというのが基本的なビジネスモデルです。当社の物件は、欲しいというニーズが常にある、東京23区と川崎、横浜エリアの駅から徒歩10分以内の立地に特化しています。また、30年近くにわたり築いてきた投資家とのネットワークがあるため、事業として非常に安定しています」(門田常務)
今後、不動産事業部としては、顧客に向けた資産運用コンサルティングや不動産管理業務にも力を入れていき、総合不動産グループとして事業拡大を目指すという。
また、不動産事業以外にも異なる事業分野に進出している。橋梁(きょうりょう)やトンネルなどの修復を行うインフラ再生事業は3本目の事業の柱となり、積極的な事業展開を始めている。

様々な苦労を乗り越えて、安心・安全な建物を完成させていく達成感
用地を仕入れてからマンションなどが出来上がるまで、設計事務所や施工会社、職人など様々な人が関わり、2年程はかかるという。共に力を合わせて安心・安全な建物を完成させ、そこに住む人に喜ばれることが一番の達成感につながると話すのは、入社2年目、建設部の大須賀係長。
「紙の設計図が立体の建物になり、完成するのを目の当たりにするといつも感動します。非常にたくさんの人が関わる中での調整は大変です。しかし、不動産、設計、建設など各プロフェッショナル同士が意見を出し合い試行錯誤をし、経済的で住み心地が良い建物ができたときはとても嬉しいですし、この仕事の一番の魅力です」
「私は請求や契約業務、パンフレットの作成などを中心に、営業事務を担当しています。営業担当としっかり話して連携を取り、スムーズに物事が進んだときにやりがいを感じます」(入社1年目、不動産事業部の庄さん)

育児と仕事の両立など、一人ひとりの事情に柔軟に対応する
同社は残業が少ないのが魅力と社員たちは口をそろえる。残業は1日1時間程度に収まっており、有給休暇も取りやすいためライフ・ワーク・バランスを実現しやすいという。会社としても仕事だけでなくプライベートを充実させる環境を整えている。また、産前産後休業や育児休業も取得実績があり、家庭との両立もしやすい。
「子どもの送迎があるので、週に1回だけ短時間勤務をしたいと会社に相談したところ、対応してもらえました。個々の事情に合わせる柔軟さが当社の魅力だと感じます」(庄さん)

社員を称賛する風土。宅地建物取引士などの資格取得も支援
同社では年に1回行われる社員総会に全グループ社員が集まり、活躍した社員を表彰する。賞の総数は20にも及び、社員の成果を積極的に称賛する風土がある。
スキルアップのための資格取得支援制度も充実。資格取得にかかる費用は全額会社負担で、報奨金も資格ごとに設定されている。
「宅地建物取引士を取得する際の、予備校の受講費用を会社に負担してもらい、現在勉強中です。いずれは一級建築士などにも挑戦したいと思っています」(大須賀係長)
他にも実際の設計図をもとにどうしたらもっと良くなるか意見を出し合うデザインレビューなど、社員が主体的に考えて成長を目指す場を設けている。
「花火が見えるエリアのマンションには、テラスを作ろうというアイデアや、ドッグランがあったら良いのではなど、居住者がより快適に過ごせる空間を提供するために意見を出し合っています」(大須賀係長)

常務からのメッセージ
マニュアル通りではなく、自分の考えで自分の人生を作ってほしいです。不得意なことがあっても一芸に秀でた人が当社で活躍しています。

このカイシャが10秒でわかるムービー
ムービーはこちら

●第38号 (2024年10月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。