解説10 全般 「B to Bってなんだ？B to Cってなんだ？」
- Q「B to Bってなんだ？」「B to Cってなんだ？」
B to B は「Business to Business」で、企業が企業に向けて商取引すること。B to Cは「Business to Consumer 」で、企業が一般消費者向けに行う商取引のことだね。
- Qわかり易く例えると？
商品やサービスの流れや、誰と誰を結び付けているビジネスなのかを見るとイメージし易いよ。例えば、Ａという会社があり食用牛を仕入れて、国産スケーキ牛として振舞うレストランを経営している。この場合Ａ社は「B to C」だね。
- Qうん。B to Cはイメージできる。ではB to Bは？
Ｂという会社は、食用牛を仕入れて、小分けにしたり、写真撮影を行っていて、食品卸会社に販売する会社。食品卸会社がスーパーなどの小売に販売したり、ネットで販売する。この場合、Ｂ社は「B to B」だね。
- Qなるほど、会社の立ち位置で見ればいいんだね。
学生のみなさんは、それまで消費者として生きてきたのでB to Cの仕事がイメージし易く、B to Cの会社を志望したいと考える方が多いようです。しかし、日本の多くの企業はB to Bです。また、多くの業界は、B to CよりB to Bの市場規模が大きいのが一般的です。お互いの良さなどを理解しつつ、片方に偏らない就職活動をしてはいかがでしょう。
