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しごと体験ワークショップレポート

01 プロジェクト体験ができる

2024年8月21日(水)
株式会社ユニフォームネット

ユニフォームの再資源化プロジェクトである「ReBaton(リバトン)」のアップサイクルを体験。

同社が提供している数々のユニフォームの一部が紹介された

この日、高校1年生~大学4年生の計9人が訪れたのは、企業向けにユニフォームの販売を行うユニフォームネット。約50年にわたりユニフォームの専門商社として歩んできた企業です。まず、荒川社長による会社紹介からスタートしました。「単にユニフォームを販売するのではなく、ユニフォームで企業の課題を解決するということを大切にしています」(荒川社長)
また、地域貢献活動にも積極的に取り組み、福島県のプロバスケットボールチームとタイアップし、使わなくなったグッズをリサイクルして製造したチームロゴ入りタオルが注目を集めるなど、様々な活動を行っているとのことです。
続いて増子取締役より、実際のユニフォームを見せながら製品説明が行われました。同社で取り扱うユニフォームは、機能性に加えて、着ることによるモチベーションアップや企業のブランディングがもたらす効果があり、それを提案にも生かしているというお話がありました。その後、実際に同社が扱っている空冷ファン付きの作業着を参加学生が着用。「意外に軽くてしっかりと冷えるのに驚いた」といった声が聞かれました。
次に、ユニフォームの再資源化プロジェクトを体験。同社ではSDGsの一環として、服を分解して素材に戻し、別の製品にアップサイクルする活動を行っています。今回のワークショップでは、ハサミを使い、ユニフォームを分解する作業を体験。参加学生からは「服にハサミを入れるのは抵抗があったが、金属部品やボタンなど取り外さないといけないものが多く、手間が大きいことも知った」との声が聞かれました。
最後に、若手社員との座談会を実施しました。参加学生から仕事内容や働く環境について様々な質問が飛び、「この会社を選んだ理由」、「営業活動とは具体的に何をやるのか」などの質問に、若手社員が丁寧に回答していました。
閉会を迎え、参加学生からは、「雰囲気がとてもよかった」「社員を大切にしている会社だと思った」「中小企業に対する具体的なイメージを持てた」といった声が寄せられました。

※アップサイクル:リサイクルとは異なり、原料や材料に戻さず、製品そのものの特徴を生かしつつ新しい価値を与え、別のものを作ること

  • 分解された素材とそこから作られた「ReBaton(リバトン)」の製品
  • 荒川社長による会社説明を真剣に聞く参加学生たち
  • 若手社員から空冷ファン付きの作業着の説明を受ける参加学生
  • 真剣な眼差しでユニフォームの分解に取り組む参加学生たち