東京カイシャハッケン伝!

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就活準備!

Webセミナー&Web面接を
研究してみよう!

新型コロナウイルス感染症対策として、オンラインで行う会社説明会や面接を積極的に取り入れる企業が増えてきました。
従来のセミナー・面接との違いや、注意点など、参加する上で知っておきたいポイントを紹介します。

Part01

Webセミナー編

Webセミナー編

Webセミナーには、参加者との双方向のコミュニケーションも可能な「リアルタイム配信」と、あらかじめ録画したセミナー動画を配信する「録画配信」があります。

Point1 Webセミナーの魅力

通常のセミナーは、開催場所まで行かなければなりませんが、Webセミナーはその手間がありません。特に、録画配信タイプはいつでも視聴が可能です。興味のある職種や業界、事業エリアなどをチェックして、気になる企業のWebセミナーに気軽に参加してみましょう。

Point2 参加時のポイント

① 会社説明会は、その企業をより深く知るチャンスです。Webセミナーであっても、手帳やノートなどを用意して、メモを取りながら参加しましょう。
仕事内容が自分のやりたいこととマッチしているかなど、チェックポイントをあらかじめ用意して、その上で、メモを取ると効果的です。そうしたメモは、その後に進んだ面接などで「ここに魅力を感じました!」とアピールするときにも役立ちます。

② また、リアルタイム配信ではチャット等もできるので、質問をするなど積極的に参加して一緒に会を盛り上げる姿勢で臨みましょう。なお、質問の際は、対面で質問するときのように、礼儀正しい言葉遣いを心掛けてみてください。

Point3 参加後のポイント

メモ内容をノートにまとめ直すと理解が深まります。それをもとに、家族や友人、キャリアセンターの相談員などに企業を説明したり、質問に答えたりしてみてください。
その企業のどこに魅力を感じ、入社後どんな活躍をしたいのかを整理できるはずです。

まとめ

従来の会社説明会であってもWebセミナーであっても、大事なのは、そこで得た体験をその後の自分にどう生かすかということです。どんな知識が得られたか、どんな発見があったか、どんな方向に興味が深まったかなど、自分自身で掘り下げていきましょう。

Part02

Web面接編

Web面接編

オンラインを介して行われる面接です。企業によって、様々なアプリケーションを使用しているので、事前に確認し、パソコンやスマートフォンに必要な環境を整えておきましょう。

Point1 対面面接との違い

画面ごしの面接なので、細かいニュアンスが伝わりづらくなります。普段よりゆっくり話す、大きく頷くなど、相手に伝わりやすいコミュニケーションを心掛けましょう。
また、リアルな面接同様、質問も必ず用意しておきましょう。

Point2 実施前の注意点

マイクの音量設定に注意しましょう。本番前には必ず家族や友人とテストをしましょう。
カメラの位置によっては、上から見下ろすような目線になります。目線の高さが平行になるようにパソコンやスマートフォンの置き方を工夫してみましょう。

Point3 服装や身だしなみ

カジュアル過ぎない服装で参加しましょう。また、特に気を付けたいのが画面に映る背景です。
雑然とした部屋の様子が映ってしまうと面接官の心象はよくありません。壁など、すっきりした背景で映るよう配慮しましょう。

Point4 自己PRのポイント

画面ごしの面接は細かいニュアンスが伝わりづらいので、自己PRの内容も分かりやすいものが望ましいです。
より相手に伝わりやすいように、事前に話す順番を整理して、原稿を用意して臨むと、本番で慌てずに済みます。

まとめ

従来の面接でも、Web面接でも、企業が見極めたいと思っているポイントは、一緒に働きたいと思えるか、今後成長する可能性がある人かどうかです。しっかり自分の魅力をアピールできるよう、事前の練習を心掛けましょう。

●第21号(2020年8月発行)掲載