東京カイシャハッケン伝!

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就活&就活準備!

就活アドバイザーに聞く、
今、やるべきこと

新型コロナウイルス感染症状況下での就活とは?

就活中のあなたへ

新型コロナウイルス感染症対策の影響から、多くの企業で例年より採用活動に遅れが生じています。就活に不安になっている方も安心してください。これからでも十分に間に合います。ここでは、就職活動を進めるポイントをお伝えします。

就職アドバイザー 江口さん
就職アドバイザー
江口さん

周りと比較せず、できることから始めてみる

「就活が上手くいかず友人と比較して落ち込む」という相談を多く受けます。アドバイスしたいのは、「他人と比較するのはやめましょう!」ということです。社会環境や働き方が急速に変化している今の時代、これまでの常識で考える「優劣」では判断できない、新しい価値観が生まれるかもしれません。大切なことは、自分らしく、自分のできることから始めてみること。「自己分析」に加えて、「新しい時代に必要な力」とは何かを考察してみてください。

今、就活中の皆さんが、新しい時代を作る

Webセミナー、Web面接、自己PR動画選考等、先輩が経験していないような採用選考がスタンダードになってきています。過去の事例や先輩のアドバイスが参考にならないことも多いかもしれませんが、この変化をチャンスととらえてみましょう。試行錯誤することで得たスキルや考え方は、「オンライン」化が進む社会で役立ちます。今を体験している皆さんが、これからの時代を切り拓いていく先駆者となるに違いありません。

これから就活するあなたへ

今までと違う環境を不安に思わず、「ピンチではなく、チャンスがやってきた」とポジティブにとらえてみてください。生活スタイルが変化して増えた「考える時間」を、自分を見つめ直したり、やりたいことを整理するのに活用しましょう。

キャリアコンサルタント 海老原さん
キャリアコンサルタント
海老原さん

情報の集め方に注意!「考察力」を高めよう

ニュースアプリや動画サイトなど、簡単に情報を入手できるようになった反面、フェイクニュースなどもあふれています。情報に惑わされないように、常に客観的な視点を持つことが大切です。客観的な視点で時間や立場を見つめてみると、物事がどう変化するかを想像してみてください。○年後の自分なら、あの人の立場なら、と設定を変えてみた上で、どんな影響があるか、どう影響を与えるかを考察しましょう。

今が「目の前のこと」に意識を集中する時!

就活のために何をしておけば良いかという質問には、「今、目の前にあること」に集中しなさいとアドバイスしています。本を読む、趣味を深める、家族との会話を増やす、など、何でも良いでしょう。自分がやりたいと思ったことに集中してみましょう。目の前のことに打ち込むことで、①不安な気持ちが軽減する ②その経験が就活や社会人生活で生かせる ③集中力を養えるといったメリットも期待できます。

応援メッセージ

MESSAGE01

株式会社浅野製版所

課長新佐さん

新佐さん

自分の長所を上手にアピールして!

長所は仕事をしていく上で、あなたの強みとなり軸となるものです。就活では、その長所と、これからやりたい仕事を客観的にマッチングさせることが重要。しっかりと自己分析して、面接官に「自分の長所を生かして、こんな風に活躍したい」と分かりやすくアピールしてみてください。

MESSAGE02

株式会社ギークフィード

代表取締役内さん

内さん

自己PRに友人の言葉を取り入れて!

自分の長所を、複数の友人に質問してみてください。あなたの魅力を客観的に知った上で長く付き合っている存在だからです。面接でアピールするときは、「友だちによく○○と言われます」と客観性を持たせ、友人があなたに魅力を感じたエピソードをそえると説得力が増します。

MESSAGE03

東京西サトー製品販売株式会社

代表取締役横山さん

内さん

面接でもコミュニケーションを!

面接では、皆さんが話す内容以上に、表情や話し方、受け答え方を見ています。そこで見極めたいのは「相手の言動を素直に受け止める心」と「向上心」です。これらがあれば同僚と気持ちよく働き、活躍できる人材になるからです。面接官とうまくコミュニケーションを取って、就活を成功させてください。

MESSAGE04

徳力建設工業株式会社

課長鳥越さん

鳥越さん

前向きに取り組む姿勢が大切

どんな職種も1年目は成果を出せずに落ち込むものですが、前向きに取り組む姿勢があれば必ず力が付きます。就活も同じ。選考結果に一喜一憂するばかりでなく、様々な業界・企業に関心を持ち、知らない世界を知る楽しさ、自己成長する喜びなどに目を向けてみてください。

●第21号(2020年8月発行)掲載