金融システムの構築で技術を身に付け社会貢献。子育て中の女性エンジニアも活躍できる職場環境
<カイシャの特徴>
●事業内容:金融を中心としたシステム開発
●働く環境:女性のエンジニアや管理職が活躍
●育成制度:メンター制度や面談で成長を支援
●仕事のやりがい:金融システムの構築で社会貢献
金融系を中心に顧客のベストを考えたシステム構築で、成果を出し続ける
銀行、証券、生命保険・損害保険など、金融業界を中心とした大規模な基幹システムなどの設計、開発、保守運用を手掛けるアクアコンピュータサービス。社名の由来は、「Achieving」(達成)、「Quality」(品質)、「United」(結束)、「Association」(集団)の頭文字から成り、その一部となる「Achieving Quality」(高品質な成果)という経営理念のもと、技術力を生かして顧客への価値提供を行っている。
「顧客となる大手SIer(システムインテグレーター)やユーザーの皆様に、引けを取らない技術や業務知識を持っていることが当社の強みです。また、当社の社員たちは数年間同一の現場で働くことが多いので、腰を据えてスキルやユーザーの業務知識を身に付けられることも、大きな武器になっていると思います」(佐藤社長)
同社はこれまで培った実績をベースに、新たな展開も視野に入れているという。
「汎用系システムのレガシーな技術や金融系の業務知識などを継承していくとともに、オープン系やWeb系など最新システムを開発するネットワークエンジニア、サーバーエンジニアも育成し、今後もお客様にとって欠かせない存在として貢献し続けていきたいと考えています」(佐藤社長)
新人研修でマナーや言語の基礎を学び、配属後は先輩やメンターが支援
入社後は2カ月の外部研修で、ビジネスマナーやJava言語などプログラミングの基礎を学び、その後は先輩社員のいる現場に配属され業務を通じてスキルアップを図っていく。
「研修が充実していたので、初心者でもとても安心でした。先輩方にも聞きやすい雰囲気ですし、現場で不足している知識があれば勉強会などで、しっかりと知識を身に付けることができました」(入社9年目、金融第四事業部の稲森主任)
「技術知識はもちろんですが、システム構築の考え方である論理的思考を理解することができたことが、現在にも生かされています」(入社7年目、金融第三事業部の山崎主任)
また、現場が異なる先輩社員がメンターとして様々な相談にのるほか、年2回、上長との面談で目標を設定し、一つずつクリアすることで、着実に成長していくことができる。
子育て中の女性エンジニアや女性管理職が活躍。社員の声を尊重する風土
同社の基本的な勤務形態は、顧客先での常駐となる。毎月第3金曜日に設けられた帰社日では基本的に全社員が集い、業務報告や重要な情報を共有。その後は希望者で集まって食事会を開き、交流を深めている。
「帰社日は他部署の人とも話せる貴重な機会です。いろいろな人の話が聞けるので業務にもプラスになっています」(山崎主任)
また、休暇を取りやすく有給休暇のほかに、誕生日などの記念日に休めるアニバーサリー休暇もある。育児休業はこれまで女性社員3人が取得しており、復職率は100%。復帰後は短時間勤務制度を利用しながら、テレワークの回数を増やすなど、柔軟で働きやすい環境を実現している。
「当社に入社を決めた理由の一つが、育児休業を取得して働き続ける女性エンジニアや、管理職の女性がいることでした。ライフイベントがあっても安心して働き続けられる会社だと思いました」(稲森主任)
加えて、同社では社員一人ひとりが納得できるよう、新たな制度の導入などは事前の話し合いで決定しており、社員の意見を尊重する風土が根付いている。
世の中に必要不可欠な金融システムを通じ、社会に貢献していることを実感
金融システムを手掛ける同社では、多くの社員が社会に貢献しているというやりがいを感じながら仕事に取り組んでいる。
「システムは設計した通りに動くので、不具合があるということはプログラムにミスがあるということです。チームでミスの原因を突き止めて解決したときは、やりがいを感じます」と山崎主任。
生命保険、損害保険のシステム開発を担当する稲森主任は、「多くの案件が並行して進行しているので、スケジュール管理が大変ですが、無事にリリースできたときの喜びはひとしおです。以前、自分が担当したシステムが新聞で紹介されたことがあったのですが、とても誇らしい気持ちになりました」と話す。
社長からのメッセージ
人々の生活を支える社会インフラの構築に携わり、ITエンジニアとして一生もののスキルを身に付けながら共に成長していきましょう。
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●第42号 (2025年10月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


