独自のジョブローテーション研修で、「物流不動産ビジネス」に携わる「人財」を育成
<3つの特徴>
●事業内容:物流不動産に関わる事業を幅広く展開
●人材育成:複数の事業を経験し、知見を深める
●働く環境:経営陣とも距離が近いアットホームな社風
物流不動産×IoTで若手社員が活躍。 業界に新風を吹き込む
「物流不動産ビジネスで人、社会、未来をつくる」を、スローガンに掲げるイーソーコグループの一員として、幅広い事業を展開するイーソーコドットコム。人財事業、IoT事業、物流不動産事業、LPM(ロジスティクスプロパティマネジメント)事業、シェアリング事業などを手掛けており、いずれの事業も、倉庫や物流施設といった「物流不動産」を活性化させるサービスだという。
規制緩和が進み、物流不動産を取り巻く状況が大きく変化していく中、2010年に同社は、物流不動産にITを取り入れて、より効率と生産性を高めていくことを目的に設立された。
「当初はIT企業として、物流不動産のマッチングシステムの提供を行っていました。事業を行う中で、グループ内の若手育成や人材派遣を行う人財事業にも注力するようになりました」(早﨑代表)
同社は、「カッコイイ!稼げる!感動する!」という新3Kを掲げ、業界のイメージを刷新。物流業界と倉庫を元気にし社会に貢献することがミッションという。若い人にとって魅力的な業界づくりに取り組み、新風を吹き込んでいる。
「当社では、物流業界の今後を背負っていく『人財』を『物流不動産ユーティリティープレイヤー』と呼び、物流、不動産、建築、IoTを含め様々な業界の知識とスキルを身につけ、複合提案ができる人財の育成を目指しています。」(早﨑代表)
さらに、同社では、広く若者の成長も支援。インターンシップの受入れも積極的に行っており、教育機関から受入依頼が寄せられることもあるという。また、2016年からは学生団体SHIRUBEを支援し、毎週2回ワークショップの開催や、セミナールームの貸出しなどを行っている。
「ワークショップでは、社会人に必要なスキルや、就活支援を無償で提供しています。」(早﨑代表)
ジョブローテーションと資格取得支援で、 若手社員が成長
幅広い事業を展開している同社独自の研修として、新入社員が参加するジョブローテーション研修がある。入社後1カ月はビジネスマナーや社内ルールの研修を行い、その後約5カ月を掛けてグループ各社の業務を順に体験するという。
入社2年目、倉庫の建物管理を行うLPM事業部の青木さんは、「就活中、当社の説明会に参加し、幅広い事業を展開していることや、ジョブローテーションを通して様々な経験を積めることに魅力を感じました」と話す。
現在、ジョブローテーションで興味を持ったシェアリング事業等も兼任し活躍している青木さん。物流不動産のユーティリティープレイヤーを目指して日々奮闘する様子について、同社ウェブサイト内のコンテンツ「JOURNAL(ジャーナル)」に記事を書くことで、文章力も磨いている。
また、同社では資格取得支援にも力を入れている。
「大学で建築を学んだこともあり、二級建築士の取得を目指しています。倉庫リノベーションにも挑戦したいので、宅地建物取引士へもチャレンジしたいです。会社が様々な勉強の機会提供とサポートをしてくれるので、同僚と何に挑戦しようか話しています」(青木さん)
チームワークが自慢。風通しが良く働きやすい職場環境
同社では、上長と年2回の面談を実施し、互いの認識をすり合わせている。面談で不安を解消することで、各自、夢を持っていきいきと働くことができ、働きやすさも大きく向上したという。
困ったことがあれば、すぐに上司に相談できる風通しの良い社風だと言うのは、入社5年目、シェアリング事業部の東海課長代理。
「採用面談で感じたアットホームな雰囲気は今も変わりません。代表を含む経営者層とも距離が近いので、気軽に話ができます」
多くの事業部を持つ同社だが、社員同士の連携力は高く、一人ひとりが自分の業務はもちろん、周囲や会社全体に目を配っているという。
当社の自己PR
何が自分に合っているか、分からないまま就職する学生も多いと聞きます。当社は、人財事業や物流不動産事業、IoT事業などを展開しており、ジョブローテーションで各事業を経験できます。その中で自分が興味を持った業務を志望することができますし、兼務も可能です。自分の可能性を試せる環境が整っています。(東海課長代理)
●第25号 (2021年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。