ITの実務スキルが 身に付くスクールを運営。自社研修にも活用し、社員も着実に成長できる
<カイシャの特徴>
●事業内容: システム開発や 教育事業を展開
●育成制度: 業務知識を着実に身に付けられる
●仕事のやりがい: 主体的な姿勢で挑戦できる
●働く環境: プライベートや社内交流が 充実
顧客のシステム開発支援のほか教育事業や自社開発など、幅広く展開
顧客企業にエンジニアを派遣し、技術的なサービスを提供するSES事業のほか、教育事業や自社開発なども展開するEDIX。SES事業では、様々な業種の企業のウェブサイト開発、ECサイト構築、ウェブアプリ開発現場を中心にエンジニアが活躍している。また、 これまでの開発実績を教育事業として展開する職業訓練プログラミングスクール「プロクライム」の運営に生かしているのが同社の特徴。
「当社のプログラミングスクールでは、プログラマー初心者が初めて入ったITの現場で必要とされる業務知識を身に付け、開発環境に慣れてもらうことを重視したカリキュラムを組んでいます。講師を担当するのは現場経験が豊富な当社のエンジニア。現在は、ハローワークでの求職者支援訓練として利用されたり、企業の新人研修としても使われています」(吉岡代表)
また、自社開発にも積極的に取り組んでおり、大学と共同で認知機能チェックアプリ「CFトレーナー」を開発。タクシーやトラックなど運輸・運送業の現場での認知機能の低下による事故防止に役立っている。
さらに、社会貢献活動として、放課後児童クラブの児童及び職員向けにプログラミングを楽しく学べる出張授業を実施している。現場での開発だけではなく、社会の役に立っていることを実感できる職場環境といえる。
現場業務を想定した研修を経て着実にステップアップできる
同社では自社の新人研修にもプロクライムのカリキュラムを導入している。個々の知識や経験に応じて1~3カ月の受講が完了した段階で、現場のアシスタントレベルの業務であればスムーズに取り組めるスキルを身に付けられる。現場に配属された後は先輩たちのサポートを受けながら徐々に担当業務の難易度を上げていく。まずはテスターやパソコンの設定といった簡単なIT事務業務から始まり、半年から1年程度で開発に携わるケースが多いという。
また、月1回の定期的な勉強会や不定期での勉強会を開催しており、各分野を得意とする社内のエンジニアが講師として登壇。AIの活用法などIT業界の最新技術を吸収する場になっている。資格取得支援制度もあり、受験費用や講座受講費用、書籍代、報奨金が合格時に支給される。
「開発者としてものづくりに携わるのが夢なので、技術的なキャッチアップも自主的に行っています。上司にPythonというプログラミング言語でウェブアプリ開発をしたいと伝えたところ、定期的に指導してもらえるようになりました」(入社1年目、SES事業部の滝口さん)
主体性を持って業務に挑戦するエンジニアが活躍できる
同社が重視しているのが主体性を持って働くこと。相手の気持ちを理解し、共感できる人材が社内外問わず活躍しているという。
「パソコンのキッティング作業など初歩的な作業を担当しています。まだ顧客先に配属されて間もないですが、作業が早く完了して褒められると、もっと頑張ろうと思います」(滝口さん)
また、入社5年目、SES事業部の村上さんは、「 自分の開発したものが世の中で使われたり、メディアに取り上げられたりすると嬉しいです。また、昨年から上流工程と呼ばれる設計に挑戦しています。チームのメンバーと密なコミュニケーションを取りゴールを目指すところにやりがいを感じます」と話す。
ライフ・ワーク・バランス重視の職場環境。社員同士の交流も盛ん
同社では社員のライフ・ワーク・バランスを重視しており、有給休暇の消化が少ない社員へのアラートや残業が増えた社員のヒアリングを随時行い、一人に業務が集中しないようにしている。
また、社内には様々な委員会や部活などのコミュニティーがあり、任意で所属できる。例えば、イベント実行委員がBBQやフットサルなどのイベントを企画。月1回の社員会で集まった後には、社員同士で交流することも多いという。
「普段は皆、それぞれのプロジェクトに参加し、顧客先や自宅など勤務先はバラバラですが、社員同士でカラオケに行ったりと、業務内外問わず仲の良い環境だと思います。距離感が近いので、仕事の相談もしやすいです」(村上さん)
代表からのメッセージ
エンジニアは、技術のストックを積み上げられ、自分のやりたいことをかなえやすい職業です。諦めずにまずは続けることを目標にしてほしいです。
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●第38号 (2024年10月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。