フォローアップ研修等で知識の定着を図り、顧客にとって最適な保険商品を提案
<カイシャの特徴>
●事業内容:約30社の商品を扱う保険代理店
●働く環境:ポイント制で明確な人事制度
●育成制度:定期的な研修で知識を根付かせる
●仕事のやりがい:顧客から信頼される喜びを実感
豊富な商品を扱い 多くの「ありがとう」を得るための活動を展開する
保険代理店事業、インターネットメディア事業、法人コンサルティング事業など、複数の事業を展開するエコスマート。主軸となるのは保険代理店事業で、代理店契約を結んだ30社以上の保険会社、約3,000商品の中から顧客にとって最適な保険商品を提案している。
同社は「世界で一つでも多くの『ありがとう』を頂ける企業を目指します。」という経営理念を掲げ、顧客への手厚いサービスを展開してきた。
「オンライン上で契約が完結するシステムの導入や、電話・訪問での細やかなお客様フォローなど、IT技術と社員一人ひとりの対応力を掛け合わせています。これが、当社の武器の一つです」(奈良代表)
2010年の会社設立以降、同社は福岡をはじめ、各地に支社を展開。その数は全国計7カ所に上る。拠点拡大により、事業活動の幅が広がり、顧客数が増加したという。全国展開は自社の成長に結び付く、一つのターニングポイントとなったと奈良代表は話す。
また、2022年には保険情報のオウンドメディア「エコスマほけん」をリリース。保険やお金についての疑問点を解消できるような記事を発信し、年代別のお薦め保険商品のコラムなど、顧客の保険選択をアシストするよう努めている。
「オウンドメディアでの情報発信は、お客様向けのサービスの一環であるとともに、問合せによる新規顧客開拓も意識した取組です。このメディアを通した問合せが増加しています」(奈良代表)

個人の成果を給与に反映し、社員のモチベーションを向上
同社では、評価が見える化された明確な人事制度を整備。個々人の売上等はポイント換算され、そのポイントに準じて、等級を定めている。ポイントの計算方法や細かなルールは社内ネットワークで開示しているため、社員もそれをもとに目標を立てているという。
また同社は、勤続年数を重ねるごとに昇給していく定期昇給制度を導入し、社員のエンゲージメントを高めている。
さらに、リーダーや責任者になりたい社員が自ら手を上げる立候補制度も設けており、若手の挑戦を支えていく環境を整えている。

情報収集のチャンスを定期的に用意し 知識の定着を図っていく
新入社員はまず、1カ月の集合研修を受けて保険の基礎などを学んでいく。その後は配属先でのOJTとともに、毎月フォローアップ研修を実施。知識習得と実践を並行して行うことにより、若手の成長を支援している。
「毎月、保険の知識を習得するeラーニングを受講しています。新しい商品情報の提供や、過去に得た知識の復習などが行われているので、日々の業務に確実に役立っています」(入社2年目、コールセンター部門の吉川さん)
保険会社による商品研修も頻繁に実施されるが、そこでは保険商品についてだけでなく、マーケットの現状などの講義もある。このような知識も手厚い顧客サポートにつながる要素となっているという。
また、資格手当も充実。業務に関連するファイナンシャルプランナーなどの資格を得れば、毎月手当が支給される。若手社員にとって具体的な目標の一つとなり、やる気を高めることにもつながっているという。
「現在4つの資格を保有していますが、今後も勉強を重ねて資格を増やしていきたいです。それは自分のためでもありますし、何よりお客様満足度を向上させる力になると思っています」(入社4年目、コールセンター部門の猪原サブマネージャー)

顧客から信頼され 感謝の言葉をもらうことが自分の喜びにつながる
同社では社員満足度調査のために、定期的に社内アンケートを実施している。社員からは「お客様への提案は一筋縄ではいかないが、実績を重ねていくことが楽しい」「お客様から信頼され、役に立てた瞬間が嬉しい」といった声がやりがいとして寄せられるという。
「初めて保険に加入するお客様の対応時には、専門用語を使わず、分かりやすい説明を心掛けています。その際お礼の言葉をもらうこともありますし、結果として契約やお客様の紹介につながると嬉しく、大きなやりがいを感じます」(吉川さん)
加えて、業務を通して得た知見を生かし、社員が自身のライフプランを設計できるようになるのも、やりがいにつながると、奈良代表は話す。

代表からのメッセージ
保険という目に見えない商品の案内・提供は難しいものですが、そこから生まれた「ありがとう」の言葉は若手社員にとって格別なものとして刻まれていきます。

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●第33号 (2023年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。