集合住宅などの意匠設計・設計監理を行う。社員一人ひとりを尊重し、支え合う風土の設計事務所
<カイシャの特徴>
●事業内容:意匠設計と設計監理が専門
●働く環境:社員を大事にチームワーク重視
●育成制度:先輩社員の伴走で一人前を目指す
●仕事のやりがい:自分の設計が形になる喜び
意匠設計と設計監理を軸に、元請・ゼネコン協業の2本柱で事業を展開
建物の外観や内部空間を総合的にデザインする意匠設計と、建築工事が図面通りに適切に行われているかを確認する設計監理を専門とするフィルツ都市建築設計。
「建築主から直接依頼を受ける案件と、ゼネコンから依頼を受けて共に進める案件の2つの柱で業務を展開しています」(佃副社長)
マンションなどの集合住宅の設計を得意とし、数多くの実績を積み重ねている同社は、培ったノウハウを生かし、商業施設や文化施設、ホテルなどの宿泊施設の設計といった分野にも幅を広げている。
「多様な分野の案件に携わっていくのと並行して、現在は外部に委託している構造設計や設備設計も自社で行うことを目指しています。設計の全プロセスに自社で対応できる体制を整え、お客様の要望にスピーディー、かつ的確に応えていきたいと考えています」(佃副社長)
働きやすい環境を整備。社員に寄り添い協調を大事にする風土
社員一人ひとりを大切にし、チームワークを重視する温かい企業風土が特徴の同社。
「上司や先輩との距離感がちょうどよく、相談しやすい雰囲気です」と話すのは入社1年目、設計本部の細矢さん。
働きやすさへの配慮も手厚く、女性の育児休業取得率と育児休業からの復職率はともに100%。復職した女性社員は短時間勤務や時差出勤を活用するなど、それぞれの状況に応じて柔軟に働いている。時差出勤を使い、子どもを保育園に送り届けてから出社する男性社員もいる。
入社3年目、設計本部の折内さんは「制度の利用や有給休暇の取得がしやすい環境です。土日とつなげて長期の休みも取ることも多いです」と話す。
社内交流も盛んで、新入社員歓迎会や納涼会、屋形船での食事会などを開催し、定期的に社員同士の交流を深める機会を設けている。さらに、オフィス環境の充実にも注力。休憩室に設置した、軽食や菓子などが購入できる無人販売設備は多くの社員に利用されている。
配属後も先輩社員が丁寧にサポート。資格取得支援などでも成長を支援
同社の新入社員は、入社後2日間のビジネスマナー研修を行い、その後は先輩社員の指導のもとで実務を通じてCADの使い方などを1カ月かけてじっくりと学ぶ。配属後も、上司や先輩社員の手厚いフォローを受けながら、一人前を目指していく。また、年1回の人事考課面談では、全社員に今後のキャリアプランなどを相談できる機会が設けられている。
「入社したばかりで覚えることが多くて大変ですが、お客様との打合わせや建設現場での監理業務への同行など、先輩が丁寧にサポートしてくれます。当社には管理系の分野で活躍する女性役員もいるので、身近にキャリアのロールモデルがいることはとても心強いです」(細矢さん)
さらに同社では資格取得も支援しており、一級建築士や二級建築士など、会社が指定する資格を取得すると、毎月資格手当が支給される。
「在学中に二級建築士を取得済みです。来年は一級建築士を取得したいと思っています」(折内さん)
自分の設計が形となる喜び。業務での学びが成長につながる
業務を通じて成長できることが、同社で働くモチベーションになっていると話す折内さん。
「まだ3年目のため、自分が最初から携わった完成物件はないのですが、自分の引いた図面が形になっていく様子を見るのは、本当に嬉しいです。構造設計や、設備設計に必要な電気や機械に関する勉強もしており、日々の仕事の中に学びがあることがやりがいになっています。いつかは商業施設などの設計も手掛けてみたいです」
また、細矢さんは今後の目標としてBIM*ソフトの習得を目指している。
「まずは基本を一つずつ学んで成長していきたいです。ソフトも使いこなせるようになって、任せてもらえる業務範囲を広げていきたいと考えています」(細矢さん)
*BIM:Building Information Modelingの略。コンピューター上に作成した3次元の建物モデルに、コストや性能、仕上げなどの属性情報を統合した建物情報モデルを構築するシステム
自分が輝く居場所を作る
仕事探しとは自分の居場所探し。誰かの役に立ち、感謝され、活躍できている。そんな喜びを仕事を通じて自身で見いだしていくことが何よりも大切です。
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●第46号 (2026年10月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。


