自己成長を促す多彩な研修体制を活用して、顧客の経営を手助けする専門家へ
<3つの特徴>
●事業内容:会計の専門家の視点から経営をサポート
●育成制度:研修や図書購入補助など多様な制度でスキル向上
●働く環境:社員自らが作る働きやすい制度と環境
顧客企業の未来を作るパートナーとして、経営に深く携わる
フシ総合研究所は、企業に対して財務・管理会計を中心とした、経営や事業計画を含むコンサルティングを行っている。
「企業の決算報告書の作成や税理士指導下での税務書類作成等に加えて、これまで培った企業会計の専門的知見を生かした経営サポートのニーズが増加しています」(馬場代表)
具体的には、会計システムの導入や基幹システムの構築に当たり、顧客の立場に立った支援を行っている。
同社には、企業会計領域だけではなく、IT経営支援部署もあるため、顧客の会計やシステムの課題を理解した上で、相手に寄り添った提案が可能なことが強みという。
また、経営コンサルタントとして、会計領域での専門性を生かしながら顧客の未来を作る手助けをしているという同社。
「私たちに期待されているのは、将来、会社をどう守っていくのか相談できる事業パートナーとしての役割です」(馬場代表)
以前は経営相談というと節税対策が多かったが、現在では利益の出し方、補助金申請、跡取りがいない会社の事業承継など、より経営に深く関わる提案やサポートが求められているという。
顧客の経営課題を解決し安心を提供するために、社員は顧客と深く付き合い理解を深める姿勢が必要となる。
「お客様に信頼されることで、企業の将来についての話ができるようになります。自分の提案によって企業が良い方向に向き、お客様の役に立ったことを実感できたときは、やりがいを感じます」(馬場代表)
顧客の信頼を得るには長期的な関係構築が必要だが、同社では社員の平均勤続年数は14年に及ぶ。腰を据えて働けることで顧客との関係構築もしっかり行える。
また、20代の若手社員から60歳以上のベテランまで働く同社では、顧客を長く担当するだけでなく、適材適所に配置することで顧客からの信頼を高めている

受け放題のオンライン研修や外部研修補助、図書購入補助も
同社では、各種研修制度を充実させることで会社全体のレベルの底上げを図っている。
毎月行われている全体研修に加え、会社が契約している研修機関のオンライン研修は、社員が自由に利用できる。受講数に上限はなく、能動的に受講できる環境になっているので、成長に貪欲な人ならたくさんの知識を吸収できる。
また、外部の研修に参加したい場合も、一人年間3万円まで補助が出る。
さらに、業務で必要な書籍の購入費補助制度があり、会社に蔵書する本は会社が全額負担、自身で保有したい場合は購入費用の半額まで補助が出る。
「新しい分野について知りたい際によく利用します。学校法人を初めて担当したときは企業会計と全く異なるので本を読んで一から勉強しました」(入社5年目、第2監査室の若林さん)

部署関係なく所属する委員会で 働きやすい環境を作る
同社は社内制度や福利厚生を会社が用意するだけではなく、社員自身が設計し運用していく風土がある。それを表しているのが委員会制度。所属部署に関係なく社員が参加する制度で、図書・書式委員会やDX(デジタルトランスフォーメーション)委員会など、働きやすい社内環境や制度づくりを委員のメンバーで話し合い、実行していくという。
「別部署の社員との横のつながりができるところも、委員会制度の良さです。ボトムアップで会社を良くしていこうという社風で、若い社員も積極的に意見を出してくれます」(馬場代表)
また、働きやすい環境を整える同社では、産前産後休業や育児休業、短時間勤務制度の取得者も多く、復帰時期や働き方についての相談なども柔軟に対応している。
「入社5年目に一度目の産前産後休業を取得し、近々二人目の出産に合わせて二度目の取得をする予定です。出産後の復帰時期や働き方なども相談に乗ってくれます。自分が相談する前に困ったことがないか声を掛けてくれるので、とても働きやすいです」(入社9年目、第3監査室の石田さん)

当社の自己PR
入社時に会計や経営に関する知識がなくても、研修制度が数多くあり、自発的に学べる人なら成長できる環境が整っています。入社して最初の席は上司の隣なので何でもすぐに質問できますし、常に一緒に行動しながら仕事の内容について学ぶことができます。話しやすい雰囲気なので、結果として業務の吸収が早いです。(若林さん)


●第25号 (2021年6月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。