有給休暇取得率100%の働きやすい環境で、住まいの快適を創出し続ける
<3つの特徴>
●幅広い住宅建材の販売・施工を手掛ける
●メーカー主催の勉強会で商品知識を磨く
●休暇が取得しやすくメリハリを付けて働ける
※ハラコートーヨー住器株式会社は、2022年1月に株式会社ハラコーへ社名変更
大手建材メーカーの加盟店 として地域に根付く
大手建材メーカーのフランチャイズとして、サッシをはじめ、ユニットバスやシステムキッチン、室内設備、内窓など住宅建材の販売・施工を手掛けるハラコー。主に多摩地区の不動産業者や工務店を顧客に40年以上にわたって事業を展開し、取引先は300社を超えるという。
「大手建材メーカーが扱っているものなら何でもそろえられるという強みに加え、取付けも自社で行える体制が整っています。急を要する施工でもスピード感のある対応が可能で、それが信頼につながっています」と原田社長は同社の強みを語る。
多種多様な住宅建材を扱う同社において比較的需要が高いのは、サッシや網戸の取替えや、リフォームに伴うトイレやバスタブ、キッチンといった水回り建材という。今後はガレージやカーポートなどの販売・施工にも力を入れ、取扱品目の充実を図る方針と原田社長は抱負を語る。
また、同社の営業エリアは多摩、練馬、埼玉県の一部地域だが、今後は城東地区や千葉県などへの拡大を目指すという。さらに、顧客である工務店から、リフォーム工事そのものを請負う体制づくりも視野に入れていると原田社長。
「そういった目標を実現するため、人材の確保をはじめ、営業力や技術力の向上により一層力を入れていきたいと考えています」

ブラザー・シスター制度で 若手の成長を促す
顧客からの信頼を獲得するためには、幅広い知識を身に付けることが不可欠と、同社では6カ月間の新入社員研修を実施している。最初の3カ月間はビジネスマナー研修などで、社会人としての基本を学ぶ。さらにメーカー主催の商品勉強会などを通して、商品知識を徐々に習得していく。
その後、営業、工務、管理などの部門を1カ月ずつ経験した後に、適性を見て配属先が決定される。
「商品勉強会では、建材それぞれの特性から、どんな商品に需要があるのかまでじっくりと学びます」(原田社長)
また、先輩社員が新入社員に仕事の段取りや心構えを指導する「ブラザー・シスター制度」も導入し、若手の成長をサポートしている。
先輩社員からの丁寧なサポートで成長の手応えを感じていると話すのは、入社2年目、管理部で見積書作成や在庫の発注などを行う後藤さん。
「気配りができて仕事も早い、そんな尊敬できる先輩たちに囲まれています。日々の仕事や、メーカー主催の検定試験の勉強も頑張り、さらにスキルを磨きたいです」

残業時間の削減を推進し フレックスタイム制も導入
「人材が会社の最も大事な財産」と宣言する同社では、働きやすい環境づくりにも積極的に取り組んできた。
まず、2015年から残業時間の削減推進をスタート。生産性向上プロジェクトで社員の意識を改革し、外出が多い営業メンバーの直行直帰の推奨などを行ってきた。また、出勤や退勤の管理システムの刷新により、残業時間が見える化され、有給休暇申請も手軽にできるようになった。2020年には、フレックスタイム制も導入されて、社員から好評という。
これらの取組の結果、有給休暇の取得率も年々上昇し、2019年度には100%を達成。さらに、勤続5年ごとに取得できるリフレッシュ休暇や勤続報奨金などの制度も、社員のモチベーションアップにつながっている。
入社6年目、販売企画部で営業を務める吉田さんは、「リフレッシュ休暇でのんびりした時間を過ごすと、仕事や資格取得を頑張ろうと気持ちを新たにすることができます」と話す。
その他、若手社員から喜ばれているのが奨学金返済支援制度。勤続5年を経過した社員を対象に、学生時代に受給した奨学金返済のために最大200万円まで同社が支援するという。
「社員には安心して長く働いてもらいたいと思っています。そのため、職場環境の整備や制度づくりに今後も力を入れていきます」(原田社長)

採用担当からメッセージ
何事も一生懸命に取り組もう コロナ禍の中、テレワークの推奨など当社も新しい働き方を積極的に取り入れようとしていますが、働き方が変わったとしても、人と人との関わりが重要であることに違いはありません。当社の業務は、工務店などの担当者をはじめ、施主・仕入先メーカー・大工さん・会社の仲間など、たくさんの人と関わりながら仕事を進めていきます。そこで重要になるのが、スムーズに意思疎通を図るコミュニケーション力です。人と人との関わりを大切にでき、優れたコミュニケーション力を持った人と一緒に働きたいと考えています。


●第24号 (2021年3月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。