技術力×チーム力で企業のシステムを開発。充実した新人研修と社内研修が魅力
<カイシャの特徴>
●事業内容:企業業務システムをチームで開発
●育成制度:代表自ら新人研修の指導を担当
●仕事のやりがい:社会に役立つシステムを手掛ける
●働く環境:有休を取りやすく社内交流も豊富
チーム一体となり、企業や社会に役立つシステムを長期的なスパンで開発
幅広い業界のシステム開発を行っているヒューマン・インタフェース。特に、通信業界や生命保険・損害保険業界の企業の業務システム開発を得意分野としている。例えば、携帯電話ショップで申込みの際に、店員が顧客の契約情報や見積りを入力するシステムなどを手掛けているいう。
「企業で働く人や社会に役立つシステム開発を目指しています。当社が担当しているのは長期のプロジェクトがほとんどです。エンジニアの技術的なレベルだけでなくコミュニケーション能力や会社としての信頼性を評価してもらうことで、大手SIerのもとで継続的な開発を担当しています」(真辺代表)
一つのシステムを長期的に担当していくことで、そのシステムに対して知見が蓄積されていくのが同社の強み。同社のエンジニアは、実質的な現場リーダーや技術的な指導を任されることも多いという。
同社の社員は顧客企業に常駐する形で、システム開発を行っている。特色としては、必ず3~20人程度のチームを自社内で組み、チームごと客先に入って開発をすること。エンジニアが単独で客先で働くことは、基本的にないという。個人の力以上にチーム力を大事にしているという真辺代表のポリシーが表れている。
「エンジニア個人ではなく、会社として評価されることが大切だと考えています。当社は基本的にこちらから営業をかけることはなく、新規の受注はほとんど既存のお客様からのご紹介です。当社がチームで現場に入ることで開発が安定し、複数人の枠を長期的にいただけるという循環ができています」(真辺代表)

個人のレベルに合わせて代表自らが新人研修を担当。社内研修は社員が企画
同社は新人研修を全て社内で行っており、C言語などプログラミングの基本を徹底的に身に付けることを大切にしている。講師は真辺代表自らが担当。4カ月程度各々のレベルに合わせて個別に指導をし、研修の終盤では実際に新人が一人で設計・開発に挑戦する。
その後、現場に配属されOJTで仕事を覚えていくが、必ず先輩社員がいるため常に質問や相談ができる環境にある。
また、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験については全社員必ず合格を目指し、試験日は出勤扱い、受験費用は会社負担となる。その他、IT関連の雑誌やウェブサイトの年間購読補助など、入社後の継続的な知識の吸収も支援している。
さらに、隔月で行われる社内研修では、社員同士が自由なテーマで互いの経験や知識を共有するプレゼンテーションのプログラムがある。社員自身が企画立案し、動画撮影や配信なども行って参加者全員が刺激を受けられる場にしているという。
「私は当日の司会を担当しています。入社年次に関係なく自分の意見を発信できる空間です」(入社5年目、システム部の櫻井さん)

自分の担当した開発が世の中で役立ち顧客にも喜ばれる
同社では、チームリーダーがエンジニアそれぞれに、業務の意味をしっかりと伝えているため、自分の作ったものが社会でどのように使われているかを実感できるという。また顧客から喜びの声を聞けることも、大きなやりがいとなっている。
「自分が提案した設計が無事採用されたり、最終的に出来上がったシステムを喜んでもらえることがやりがいになっています」(櫻井さん)
また、入社3年目、システム部の島田さんは「時間が限られている中で、良いものを作ろうという思いが日々のモチベーションになっています」と話す。

顧客と信頼関係があるから現場で休みを取りやすい。リアルイベントも定期開催
同社には、育児休業取得者や短時間勤務制度を活用して勤務する社員もおり、有給休暇も取得しやすいという。
「お客様と普段からしっかり信頼関係を築いているので、開発現場で休みの希望を伝えやすいです。有給休暇が取れていないときはチームリーダーから取得するように声を掛けられることもあります」(島田さん)
また、社員旅行やバーベキューなど交流イベントが豊富にあるのも同社の特徴。普段は客先常駐のためなかなか会えないからこそ、定期的なリアルイベントを実施し社員同士が交流することを大切にしているという。

代表からのメッセージ
「自分はこうしたい!」という自我を出して成長すると同時に、周囲の人や社会にも興味を持ち、世の中で自分の力をどう生かすかを考えることが大切です。

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●第36号 (2024年3月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。