カーナビなど組み込み系システム開発を得意とするIT企業。R&Dなど様々な案件に携われる魅力
<カイシャの特徴>
●事業内容:カーナビなどのシステム開発が中心
●仕事のやりがい:様々な分野の案件に挑戦できる
●育成制度:自由に受けられるオンライン研修
●働く環境:懇親会や同好会で社員交流
カーナビなどの組み込み系システム開発を中心に多面的に事業を展開
2000年の設立当初からカーナビやカーオーディオなどの車載組み込み系システムの開発を手掛け、顧客からの信頼を得てきたアイシンク。組み込み系システムとは、生活に身近な自動車や携帯電話などの機械が正常に動作するためのシステムを指す。
さらに同社は、高い技術力によって徐々に手掛ける領域を広げ、現在は銀行などで使用される業務系システムの開発、ネットワークや周辺装置を整えるシステムインフラ構築などにも事業を展開している。
「近年はR&D(研究開発)の支援事業も立ち上げ、大手企業から中小企業まで規模を問わず、お客様と共に、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)などの研究開発も行っています。今まで培ってきた各分野の力を連携させ、お客様のどんな要望にもお応えできるように努めています」(松本副社長)

様々なプロジェクトに携わり、チャレンジできる面白さがある
手掛ける分野と技術が多岐にわたるため、様々なプロジェクトに携われることが同社の特徴という。
「入社当初は、カーナビなどの組み込み系システムの開発に携わっていました。2年前からはR&D部門に異動し、顧客の研究開発部と共に、VRやARなどを使用して、車内空間を快適にする方法を模索しています。今後はコンサルティング分野も挑戦してみたいと会社に希望を出し、お客様に提案するための営業支援ツールの勉強をしています。同じIT分野といっても仕事内容ががらっと変わるので、様々なことに挑戦できる環境にわくわくしています」(入社12年目、第1開発セクターの森住さん)
また、社会のあらゆる場面で使われている製品に関われることもやりがいにつながっているという。
「もともと愛用していたポータブルオーディオ機器の、データ収集と分析に関する仕事をしています。自分が関わったデータがサービス向上につながると思うと、誰かの役に立っているという実感が湧き、嬉しくなります」(入社1年目、第2開発セクターの妹尾さん)

未経験者も基礎から育てる。技術力向上のためのオンライン研修も用意
新入社員には文系出身者も多いため、同社では、ITの基礎やC言語などのプログラミング言語を社内の教育担当者が教える研修を用意。
また、常に新しい技術や情報が必要になることから、IT技術やビジネススキルの向上のために自由に受けることができる外部研修機関やオンライン研修サービスとも契約をしている。
さらに、資格取得支援にも力を入れ、勉強のための参考書代や受験料は会社が負担。半期ごとに各社員が目標を立て、上司と共に自己目標の達成度を振り返る面談では、資格取得を目標に掲げる社員も多いという。

社内のつながりを作る様々なイベントを実施。休みもしっかり取れる
同社は、在宅勤務が約4割、客先常駐が約6割と、日頃出社する社員が少数のため、社員同士のコミュニケーション強化と帰属意識を醸成するために、2カ月に1回全社員が集まる全体会議を開催。終了後はホテルのレストランで懇親会を開き、活発な交流を促している。同好会活動も盛んで、モトクロスバイクやテニス、野球、釣りなど、趣味の合う社員同士で集まっている。
「普段顔を合わせない同僚と会える懇親会は、業務の話やプライベートの話などで盛り上がります。私はまだ同好会に所属していませんが、趣味のバスケットボールを同好会として新たに立ち上げたいと計画中です」(妹尾さん)
また、有給休暇の取得を積極的に働きかけ、残業が多い社員がいた場合はチームの増員を顧客に相談することもあるという。さらに、家族との時間が取れるよう、特別有給休暇の「バースデー休暇」を設けている。
「今年はバースデー休暇に妻と子どもと旅行に出掛け、リフレッシュができました」(森住さん)
加えて、育児休業は男女とも取得実績があり、昨年は男性社員が1カ月間制度を利用した。

副社長からのメッセージ
中小企業には、仕事の流れや事業の全体像を感じながら常にチャレンジできる良さがあります。当社はベンチャー気質もあり、挑戦したい人を歓迎します。

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●第40号 (2025年2月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。