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株式会社マン・マシンインターフェース

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働きやすい環境で着実にスキルアップ。人と機械をつなぐソフトウェアを開発する

働きやすい環境で着実にスキルアップ。人と機械をつなぐソフトウェアを開発する

<3つの特徴>

●事業内容:組込みソフトウェアを中心にした開発
●育成制度:組織の一員としてゆっくりと確実に成長
●働く環境:多彩な制度を導入し、社内の交流も盛ん

開発に携わった製品が 社会の役に立つことを実感できる仕事

 マン・マシンインターフェースは、私たちが普段目にする機械の中に組み込まれるソフトウェアの開発を行っている。例えば携帯電話、自動車など、生活に密着している機械が正常に動作するために同社の技術は欠かせない。最近では医療現場で使われる内視鏡や金融機関の業務システムなど、開発の幅を広げている。
 同社が事業を行う上で大切にしているのが、「幸せの環をつくり豊かな社会づくりに貢献する」という経営理念。
 「社会に役立っていることが目に見えるような開発をすることで、仕事の意義が感じられますし、幸せの環をつくっているという実感が得られるはずです。今後も、医療や介護など社会貢献度が高いジャンルに意欲的に取り組んでいきます」(関口代表)
 同社は設立以来、技術力第一で仕事に取り組んでおり、その姿勢がクライアントの信頼を得てきた。
 「創業社長が典型的な技術者で開発も提案もできたのが大きいと思います。現在は、様々な分野のお客様と取引し、会社の可能性を広げている段階です」(関口代表)
 例えば、2020年からはパッケージシステムの販売をスタートし、手書き帳票データ化サービス「よませて!AI」と、パソコン作業自動化サービス「まかせて!RPA」を自社ブランドで展開している。
 また、これまで営業部門はなかったという同社は、会社規模が拡大しつつあることから、今季初めて営業部門を発足させた。技術職で素養がある人材が営業を担当しており、今後も技術力第一であることに変わりはないという。

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それぞれの業務に集中しつつ、気軽にコミュニケーションを取れるアットホームな職場環境

新人を心強く支援するメンター制度と 選択できるキャリア

 入社後は、約3カ月間の新入社員研修を経て、OJTで現場業務に携わりながら仕事を覚えていく。文系出身社員も本人のレベルに応じた業務から担当して、着実なレベルアップを目指す。
 同社のエンジニアは、顧客先で開発を行うSES(System Engineering Service)または、社内で開発をするといういずれかのスタイルで業務に携わる。在宅勤務をする場合もあることから、新入社員を孤立させないために、入社後1年間のメンター制度を設けている。メンターは2~3年上の直接仕事に関わらない先輩が担当して、仕事だけでなく生活などに関することも気軽に相談できるという。
 「メンターとして後輩のフォローを担当したことで、私自身も業務を見つめ直すことができ視野が広がりました」(SIソリューション事業部、入社4年目の雨宮さん)
 また、資格取得合格者に対しては、受験費用や書籍代などの経費を会社が支給する補助制度を設けている。
 将来は技術を極めるかマネジメントに特化するか、キャリアを選択することも可能。最終的には誰もが経営者を目指せる会社だと関口代表は語る。
 「今後、研修制度もさらに充実させていきます。社員にはゆっくりと成長してほしいです」

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「現在は、プロジェクトの進行管理役として様々な立場の人と日々交流をしています」(雨宮さん)

交流が盛んな社風の中 柔軟な働き方ができる各種制度

 2020年に就業規則を変更したという同社。退勤から出勤までの間を一定時間以上空けることを義務付けた「勤務間インターバル制度」や、1日の所定労働時間を6.5時間にできる「短時間勤務制度」を導入して、社員の働き方の選択肢を増やす努力をしている。
 また、条件を満たせば利用できる有給の特別休暇も複数ある。「リフレッシュ休暇制度」は勤続5年目以降5年ごとに休暇が付与される。「記念日休暇」は、家族の誕生日や結婚記念日などで使用することが可能。さらに、「ボランティア休暇制度」では、平日にボランティア活動のための休暇を取得でき、活動先までの交通費も1,000円まで支給される。年次有給休暇の取得も推奨し、働きやすい環境を用意している。
 社内交流も盛んで、普段はそれぞれ別の場所で働いていることが多いため半期ごとに行う懇親会を大切にしているという。
 「漫画やゲーム、カメラなど、多趣味な人が多いです。仕事で尊敬する先輩方もフランクで、上司の家で一緒にゲームをしたりと良い人間関係が築けています」(組込みエンジニアリング事業部、入社3年目の濱田さん)

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顧客にも名の知れた技術力を持つ先輩もいるという。自分もそんな人材になりたいと話す濱田さん(写真左)

当社の自己PR

 会社説明会時に、社長から直接丁寧な説明があり、深い話を聞けたことが印象に残って入社につながりました。自分が作ったものがお客様にリリースされて問題なく動いているととても嬉しいです。今後は現場で頼りにされ、お客様に覚えてもらえるような存在になりたいです。スキルアップも積極的にしていきたいと思います。(濱田さん)

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「仕事に誇りと生きがいを見いだしましょう」関口代表
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メンターとメンティー(新入社員)とで談笑中。新人でも積極的に質問しやすい雰囲気がある

●第27号 (2021年12月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。

企業情報

社名
株式会社マン・マシンインターフェース
設立・創業年
設立年 1985年12月
資本金
1,000万円
代表者名
代表取締役 関口 哲也
従業員数
60名(内、女性従業員数14名)
所在地
192-0081 東京都八王子市横山町6-9 丸多屋ビル3F
TEL
042-631-3531