独自の研修制度で即戦力に。データ分析によるマーケティングで顧客の売上げに貢献
＜カイシャの特徴＞
●事業内容：一気通貫のマーケティング支援
●育成制度：独自の研修プログラムで成長
●働く環境：子育てと仕事の両立を支援
●仕事のやりがい：社内外に貢献し、成長を実感
テレビCMなど幅広い手法を提案。一気通貫で顧客のブランド力を向上させる
デジタルマーケティングにいち早く着目し、少数精鋭ならではの機動力で、スピード感のあるマーケティング支援を行っているヴェネクト。
同社の特徴は、アンケートやSNS調査で得たデータから導き出した方向性に基づき、戦略立案から施策実行まで、顧客企業の課題解決やブランド価値向上をワンストップで行うことにある。
「データをもとに、お客様が望む結果を出すにはどんな戦略が良いか立案し、実践します。当社の強みはテレビCMなどのメディアに加え、ウェブサイト、ECサイト、SNSなどの様々なタッチポイント（企業が顧客と接する機会）を含むプロモーションに統一感を持たせ、戦略から実行、振り返りまでトータルにサポートすることです。思うような結果が出ないときも、データ分析によって原因を探るため、修正ポイントをお客様に明快に回答でき、次の手が打てます」（大脇代表）
顧客の課題に踏み込んだ同社の提案を実行した結果、業績向上につながった企業も多いという。
年次や立場を問わず、提案や意見が出せる風通しの良さも同社の特徴の一つ。「データ抽出の方法で良い案がないか」と、大脇代表から声を掛けられたインターンシップに参加中の学生が、社員と一緒になってプログラム制作に携わることもあるなど、若手でも達成感、充実感が得られる機会が多いという。
また、同社が社内で何よりも大事にしていることが情報共有と助け合いという。
「誰かが困っていると周囲がそれぞれのスキルを持ち寄り一緒に解決しようとするなど、チームワークを大切にする風土が根付いています。一人で抱え込まないからこそ、お客様に最適なプロモーションを提案することができます」（大脇代表）
マーケティングを基礎から学び、実践できる独自の研修プログラムを用意
同社では、未経験者も３カ月で即戦力となるための研修プログラムがしっかりと組まれている。最初の10日間は１日ごとに達成目標が定められ、最後は顧客の課題解決のための提案書を個々人が作成。上司から合格が出るまでブラッシュアップを続ける。
「データ分析の仕方や提案書の作り方などの研修内容は、上層部で練り上げアップデートし続けている独自のものです。入社した社員はこの期間が本当に大変だったと言いますが、合格すればすぐプロジェクトの一員になれるほどの力が付きます」（大脇代表）
新入社員にはメンター社員が付き、メンタル面をサポート。担当者には、通常業務外の仕事を行うという理由で「メンター手当」が支給されるという。
ベビーシッター代補助など子育て社員を支援する取組を実施
平均年齢31歳と若い社員が多いこともあり、女性社員の育児休業取得者はまだいないが、現在までに４人の男性社員が取得。そのうち２人が３カ月間取得した実績もある。
また、子育てと仕事を両立しやすいようにと、子どもがいる社員は１カ月１万円を上限に、ベビーシッター費用の補助制度が利用できる。
「例えば社員の子どもの体調が悪いと連絡が入ったら『早く帰ってあげて』と言うだけでなく、残った作業をみんなでカバーし合うような社風です」（入社５年目、マーケティング支援担当の百々(どど)プロデューサー）
経験を重ね、社内・社外を問わず活躍ができる環境
同社は、データ分析の仕組みを自社内で開発しており、エンジニアもやりがいを持って働いている。
「エンジニアとして、社内の困り事などを技術で解決しています。例えばデータを読み解くのに時間がかかっている場合、誰にでも読みやすく使いやすい形に変換するにはどうすれば良いかを考え、実行しています。難しいこともありますが、業務効率化を実現できたときは、やりがいを感じます」（入社６年目、エンジニアの加藤テクニカルディレクター）
入社時にマーケティングの知識がなく苦労したという百々プロデューサーは、自らの経験から新入社員がつまずきやすいポイントが理解できると言い、新人のフォローも仕事のやりがいの一つになっていると話す。
「経験を積み重ねることで、自分の成長が感じられます。個人的には、お客様へ幅広い提案ができたときにやりがいを感じます」
代表からのメッセージ
インターンシップ生も社員と一緒に課題解決に取り組むため、終了する頃には力がつく学生が多いです。学生のうちでも、成長ができる会社と出合ってください。
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●第35号 (2023年12月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。
