顧客の要望に応じて、デジタルを活用した新規事業のアイデア創出ワークショップや、企画・プロトタイプ開発・システム開発からビジネスの成長支援まで、「360°全方位からDXを支援する企業」スパイスファクトリー。この日同社を訪れたのは、大学2~4年生の計10人でした。まず広報担当の八重樫さんによる自社紹介からスタート。業務内容の説明のほか、フレックスタイム制の完備、性別問わず評価される能力主義を採っていることなど、働き方の特徴が解説されました。さらに、「ただシステムを開発するだけでなく、社会をより良くするための国際・地域・若者貢献などのCSR活動にも力を入れています」というお話もあり、参加学生たちは時折うなずきながら説明に聞き入っていました。
その後、オフィススペースを見学したのち、しごと体験がスタート。今回のテーマは「カフェの店長として、集客率向上のためのWEBサイトを構築する」というもの。2つのグループに分かれ、参加学生のアイデアを、CTO(Chief Technology Officer)の泰さん、エンジニアの江藤さんが実際のプログラミングを担当して、形にしていきます。泰さんと江藤さんは、WEBサイト構築の基本知識、効果的な訴求方法などを解説しつつ、生成AIも活用しながら、参加学生たちの意見を尊重して作業を進めました。そこから伺えたのは、グループ全体で作り上げることで得られる、新たな気づきを大切にする同社の姿勢です。参加学生からは「社員の方と一緒に制作を行えたことが楽しかった」との声が聞かれました。ワーク終了後は、制作したWEBサイトについて、想定ターゲット層や工夫点、アピール手法などを発表。泰さんや江藤さんからのフィードバックも得て、しごと体験が終了しました。
最後にファシリテーターから、「中小企業にも目を向け、その魅力を掴んでほしい。継続して働くには企業の社風を知り、それが自分に合っているか判断することも重要」とのメッセージが伝えられ、閉会を迎えました。参加学生からは、「ワークそのものを楽しむことができた」「サイトを見るだけではわからない、企業の雰囲気を感じ取れ、充実していた」「中小企業に対するイメージが良くなった」などの感想が寄せられました。
02 WEB開発体験ができる!
- 2024年10月24日(木)
- スパイスファクトリー株式会社
スタートアップ企業で、WEBサイト制作を体験してみよう。

働きやすい環境や制度について説明する広報担当の八重樫さん 参加学生たちの意見を引き出しながらサイトを構築する泰CTO ワークショップで実際に構築したWEBサイトの一部 ワークショップの振り返りで参加学生を労う泰CTO