東京カイシャハッケン伝!

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しごと体験ワークショップレポート

介護施設のイベント企画体験ができる!

2025年9月4日(木)
社会福祉法人大三島育徳会

未来を支える介護の仕事の魅力を感じました!

車いす体験で、安全に動かすための注意点や車いす利用者の視点などを学ぶ学生たち

「地域に根差した社会福祉の実践」を理念に、世田谷区内で高齢者と障害者の福祉事業を展開している大三島育徳会。今回は、特別養護老人ホーム「博水の郷」を訪問し、「介護施設のイベント企画体験▶未来を支える介護の仕事の魅力を感じてみよう」というワークショップが行われました。
参加したのは、大学1~4年生の11名。グループに分かれて自己紹介や今日の意気込みを語り合いました。事業の詳細説明、先輩職員の体験談、参加者からの質問タイムの後、施設見学&体験は2チームに分かれて行われました。施設見学では、「入居者にとってここは家ですので、安心して心地よく過ごせるように 『目配り、気配り、心配り』 しています」「業務に関してはシステムを導入しタブレットを活用して効率化を図っています」という説明に、参加者たちは真剣に耳を傾けていました。車いす体験では「思ったより操作が難しいし、スピードが出ると怖い」と言った感想がありました。4キログラムのベスト、重りの入ったサンダルと膝固定サポーターを着用して、杖を持って歩く高齢者疑似体験では、「自然と前傾姿勢になるし、足を上げるのも難しい」という声がありました。また、ゴーグルを使っての白内障体験やヘッドホンを使っての難聴体験などを通じて、参加者全員が高齢者の身体の状態や気持ちを感じとっているようでした。施設見学&体験終了後に、先輩職員も交えて感想を語り合った後、2チームそれぞれの代表が発表し感想や気づきを共有しました。
ワーク終了後は、「とても貴重な体験ができて良かった。命を守る介護職は社会に必要とされている大切な仕事だと感じた」「コミュニケーションがしっかりして温かい雰囲気で、技術の導入にも積極的で効率化を進めるなど、とても働きやすい環境だと思った」「一人ひとりを大切にし、職員の声を反映した制度を作るなど、大手企業にはない魅力を感じた」といった感想が寄せられました。

※当日の都合により一部コンテンツが変更となりました

  • 事業や施設の説明に真剣に耳を傾ける学生たち
  • 施設見学で、理念の「目配り、気配り、心配り」に基づきどのような生活をしているかや、システムの説明を受ける学生たち
  • 4キログラムのベスト、重いサンダル、膝固定サポーターを着用しての高齢者疑似体験
  • 先輩職員を交えて施設見学&体験の感想を語り合う