東京カイシャハッケン伝!

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就活役立ち!

「やりたい仕事」から
自己分析してみよう!

皆さんの「やりたい仕事」は何ですか?
「やりたい仕事」を具体的に探り就職活動に生かすため、学生・キャリアコンサルタントがオンライン座談会を開きました!

Thema01

「やりたい仕事」を深堀りしよう

  • Aさん

    働くなら、「やりたい!」と思える仕事がしたいです。イベントを企画することが好きなので、アイデアを出すだとか、そういう仕事に興味があります。

  • Bさん

    私もそう思います!その方がモチベーション高く働けそうですよね。私は事務系の仕事がやってみたいです。

  • Aさん

    でも、「やりたい」といってもざっくりで、具体的にどう就活に生かしていけば良いのか分からないです。

  • キャリアコンサルタント 海老原さん
    ●アドバイス1
    「やりたい仕事」ができるかどうかは、大きな関心ごとの一つ。カイシャハッケン伝!調べのアンケートでも、「社会人になるにあたって疑問や不安に思っていること」の1位になっています。
    アドバイス1
    ●アドバイス2
    就職活動では、この「やりたい」を丁寧に掘り下げることがポイント。具体的には「なぜそう思うのか」と繰り返し問う方法です。例えば「アイデアを出す仕事をやりたい」のは「なぜ?」。「事務系の仕事をやりたい」のは「なぜ?」。そうやって考察を深めると、「実はアイデアを話して人が驚く顔を見るのが好き」とか、「一生懸命な人のサポートに喜びを感じる」など、その根底にある自身の価値観や認識が見えてきます。そうするとさらに具体的な「やりたい仕事」に近づくんです。
    ●まとめ
    ポイントは「やりたい」理由をとことん追求すること。そう思ったのは、いつ、どこで、どんなときに?浮かんできた考えを一つずつ書き出してみましょう。メモを見返すと自分を客観的に見られるはずです。

Thema02

視野を広げよう

  • Bさん

    なるほど!なんとなく事務職が良いと思っていましたが、限定しすぎていたかも。

  • Aさん

    僕は企画すること以上に、企画したことに対して誰かに喜んでもらえることが好きなのかも。人と接して感謝される仕事がやりたい仕事なのかな。

  • Bさん

    私は縁の下の力持ち的な仕事をして、誰かのサポートや、世の中の会社の役に立てる仕事をしてみたくなりました。

  • キャリアコンサルタント 海老原さん
    ●アドバイス1
    そうそう、良い感じです。自分の認識や価値観に気付くと、興味の幅も広がって選択肢や可能性が増えていくことを実感できると思います。
    近年ではVUCA(既存の価値観やビジネスモデルが通用しなくなる)時代とも言われていて、視野を広げる重要性が高まっています。合同企業説明会で話を聞いてみたり、OBOG訪問をしてみたり、SNSで情報発信している企業を探してみたり、積極的に情報収集してみましょう。思いもしなかった仕事に出会えるかもしれません。
    ●アドバイス2
    まずは「なんとなく」とか「直感」で興味のある業界や企業を見始める、そんな始め方でも構いません。そこでホームページに書いてある文章や話していた内容の中から、気になったキーワードを書き留めてください。ここでも「なぜ気になったのか」を考察していくことで、さらに自分の価値観や認識が深まります。
    次に気になった業界、企業、キーワードを元に、その周辺情報を集めていきます。業界はどんな動きか、競合はどんな会社か、どんな商品やサービスを提供していて、どんな顧客がいるのか・・・。徐々に興味の輪を広げていくようなイメージです。
    ●まとめ
    今はインターネットから多くの情報を得られる環境ですが、検索という特性上、情報が偏ってしまう傾向があります。ネットだけでなく親や先輩、実際に会った人など、別の情報源を持つことも大切。今まで知らなかった業界、聞いたことがなかった仕事にも「もしかして興味を持つかもしれない」という視点で接してみてください。想像を超える、新しい自分に出会えるチャンスですよ!

    ※Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語

  • Bさん

    日頃から意識して、新たな自分をハッケンしたい!
    就活は多くの企業と出会えるチャンスなので、視野を広げて情報収集をしていきたいです。また、日頃から自分が気になる言葉をメモすることで、新たな自分を見付けられると思いました。
    大学3年生 Aさん

  • Aさん

    「なぜ?」を繰り返し、自分を見つめなおしたい!
    「なぜ?」を繰り返すことで、抽象的だった自分の「やりたい」がどんどん具体的になっていくのを感じました。これからもどうして興味を持ったのか深掘りし、今後の就活に役立てていきたいです。
    大学3年生 Bさん

●第27号(2021年12月発行)掲載