高付加価値なERPシステムを知り尽くした社員たちが、大手企業の運営を支える
<3つの特徴>
●事業内容:世界規模のERPシステムに特化したSES事業
●育成制度:きめ細かな研修を経て、即戦力として活躍
●働く環境:在宅勤務が浸透し社内交流も欠かさない環境
世界中で利用されるERPソフトへの知見を武器にSES事業を展開
ドイツに本社を置く大手ソフトウェア会社のERPパッケージに特化して、SES*事業を展開しているアクロビット。
ERP(Enterprise Resource Planning)とは、企業の運営に関わるあらゆるものを一元管理するシステムで、企業の抱える現金や原材料といった資源の管理から、生産・受発注・在庫、さらに給与・人事の管理までを広く深くカバーする。
同社が関わるこのERPパッケージは、世界各国で活用されており、日本でもグローバルな事業展開を行う大手企業などが導入している。また、経営の根幹に関わるシステムであることから、一般的に導入した企業は数十年以上という長いスパンでソフトを使用することが見込まれるという。
「このERPに特化してシステム導入から実装・保守・運用までサービスを展開している当社は、時代の変遷にかかわらず多くの企業から必要とされ続けると考えています」(前林代表)
今後は、社員をエンジニアとして供給するSES事業だけではなく、全ての社員をコンサルタントとして育成してコンサルティングサービスを強化したいという。
同社の経営理念は、「当社に関わる全ての『人』に喜びと感動と満足をもたらし『未来』を共に考え共に創る」。その実現のために選ばれたのが大手ソフトウェア会社のERPパッケージであり、その活用を通して社員にも社会にも幸せを提供していきたいという前林代表。
「企業であるなら、常に収益を上げ続けなければなりません。それが結果的に社員の生活を守ることにもつながり、最大の福利厚生だと思っています。社会に、社員に必要とされる企業を継続すること。それが私に課せられた仕事だと考えます」(前林代表)
*SES(System Engineering Service):客先にエンジニアを派遣して技術的なサービスを提供すること

段階的な研修と先輩社員のサポートで知識と技術を磨く
新入社員は、まず社内外の座学研修を受け、その後2カ月間強の技術研修に参加する。社内研修の専任講師となるのは、ベテランの社内トップエンジニア。そこでERPシステムの基礎を身に付け、8月から現場に配属されることになる。
「必ず先輩社員がいる現場に入りますから、十分なフォローを受けられます。もし技術面で疑問が生じたら、チャットツールを使って、研修専任講師に質問することができ、すぐに返信をもらえます。これは若手にとって大きなメリットです」(入社3年目、ソリューションサービス事業部コンサルタントの井田さん)
また、ベンダー認定資格取得に関しては、費用を会社が全額負担。基礎を習得中の若手社員であれば、簿記などの資格取得費用も全額支給される。
さらに、同社のキャリアプランには将来的にマネジメントにも携わる「ゼネラリストライン」、自らの技術を磨き続ける「スペシャリストライン」の2種類があり、双方を行き来しながら成長を続けることも可能という。
「スペシャリストは、高い売上げを求められる厳しい職種ですが、マネジメントにタッチせず、スキルを研鑽し続けることができます」(前林代表)

在宅勤務を中心に社員が充実して働ける環境づくり
現在、同社ではほぼ全員が在宅勤務で業務を行っており、「働き方手当」が支給されている。これは、自宅光熱費などテレワークによる経済的負担を考慮したもので、今後も永続的に実施する予定となっている。
また、離れて働いていてもコミュニケーションを欠かさないようにと、若手社員が中心となって運営する「社員会」も活動中。ここではイベント企画や社内制度などが協議されている。例えば、有給休暇を1時間単位で年5日まで取得できる時間有給休暇は、この社員会の提言から生まれたものという。
「社歴にかかわらずフランクに話せる雰囲気があります。代表とも気軽に言葉を交わしますし、ベテラン社員の指導により、様々な形でのスキルアップが望める環境です」(入社4年目、ソリューションサービス事業部の菅野リーダー)

当社の自己PR
技術力のある先輩社員が多数在籍しており、一丸となって新人をサポートしています。未経験者であっても、不安に思うことは何もないと思います。また、当社はテレワークだけではなく、複数名でワーケーションにも参加できるなど、働き方の多様性も認められています。上下関係に関してとてもフラットなのも魅力です。(井田さん)


●第28号 (2022年2月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。