休暇制度や研修制度が充実した環境で、子どもたちと共に躍進する保育園
<3つの特徴>
●事業内容:子どもたちの活気あふれる保育環境を創造
●働く環境:産前産後休業・育児休業からの復職率100%
●育成制度:専門性を高める研修でプロの保育士を育成
子どもの活気にあふれ 保護者にも喜ばれる保育環境を構築していく
設立以来、「仕事は楽しくをモットーに、人を育てるを合言葉」に、都内に認証・認可・小規模の「チェリッシュ保育園」を12施設運営しているチャイルドステージ。
子どもたちが「自信がもてる子」「心身ともに健やかな子」「自分と友達を大切にできる子」に育つことを保育目標としている。
「私たちは、保育目標の達成のため子どもたちの『自尊の心』『自立の心』『協調の心』『創造の心』の4つの心をしっかりと育みます」と、人事研修部の髙橋部長は語る。
「子どもが中心」という思いが基本にあり、職員が一丸となって子どもたちの日々の成長を見守っている同園。
例えば、園内で子どもたちと一緒にオクラやトマト、ゴーヤなどの野菜を育て、植物の成長から土の感触や、友だちとの対話、共有する喜びなどを学び、みんなで食べるという経験を通して食育にもつなげているという。
「一つひとつの活動に発見や喜び、育ちがあります。保育指針に基づいた全体的な計画を作成し、指導計画に沿って子どもたちの成長を支援しています」(髙橋部長)
同社は、未来を見据える柔軟性と創造性を養い、社会の様々な変化に対応できる組織の構築に努めることを基本的な事業理念とし、現在、社内制度の見直しも進めている。
その基本的な考え方は「子どもファースト」であり、制度やルールを新たに作る際、「そこに子どもはいるか」を常に考えて進めていく。子どもたちの満足や幸せが、保育士の満足につながっている。そうした考えをもとに同社は、子どもたちの「自尊の心」「自立の心」「協調の心」「創造の心」の4つの心を育んでいる。
いろいろな子どもがいるように、いろいろな保育士がいて当然。子どもの成長を感じるとともに、保育士が自身の成長を感じることができることを目指している。

産前産後休業や育児休業、有給休暇が取得しやすくプライベートも充実
ライフステージの変化が多い女性が職員の9割を占める同社では、働きやすい環境づくりに力を入れている。
例えば、「パパ・ママ育休プラス」をはじめとする様々な制度の周知を行い、利用を促進。職員が気兼ねなく制度を取得できる環境を構築し、実際に利用につながっているという。
産前産後休業・育児休業の取得率、育児休業後の復職率も100%という数字が、風土の良さを物語る。
「短時間勤務制度を利用している職員もいますし、それぞれに合った働き方ができる環境だと感じます。また、有給休暇も取得しやすいので、仕事もプライベートも充実しています」(入社6年目、保育士の前田主任)
また、楽しく仕事をするためには、しっかりとした休養が大切と考える同社は、誕生日などの記念日に有給の特別休暇が取得できる制度も設けている。

系列保育園と連携した研修を導入するなど レベルアップを図る
職員に楽しく長く働いてもらうためには、知識の蓄積やスキルアップも大切と考える同社は、研修制度の充実に取り組んでいる。「乳児研修」「1歳児研修」「5歳児研修」といった必須となる研修を実施するほか、運営する12の保育園が連携した研修も行っている。
「例えば、子どもの成長過程における変化など、勤務する保育園だけでなく、他の保育園と情報交換し課題を共有することで、安心感にも自信を持つことにもつながります」(髙橋部長)
その他、同社独自の「手作り玩具研修」なども行っている。市販の玩具だけでなく、保育士が考案した玩具を活用することで、子どもたちの発想力を豊かにするなど、いかに楽しみながら、子どもたちも保育士も成長できるかを考えている。
さらには、2018年からキャリアアップトライシートを導入。本人がやりたい職務の希望を本社に直接提出することができ、挑戦したいという意欲や、頑張る気持ちを応援していく。この制度を利用して栄養士から保育士へジョブチェンジした職員もいるという。
「対面ではなく、シートに記入するので、素直な自分の考えを伝えることができます」(入社2年目、保育士の三澤さん)

当社の自己PR
仕事を通じて感じるのは、先輩方の面倒見がとても良いこと。子どもへの対応で不安に思ったことなどを察して声を掛けてくれます。担任保育士と密にコミュニケーションを取り、職員同士フォローし合ってチームワーク良く最適な保育を考えて行動しています。子どもたちと一緒に成長できる職場です。(三澤さん)


●第26号 (2021年10月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。