企画・設計から施工管理までを学び、商業施設づくりのプロとして成長できる
<3つの特徴>
●事業内容:お客様の要望に沿った商業施設を実現
●働く環境:何でも相談しやすい環境で福利厚生も充実
●育成制度:現場で経験することを重視した人材育成
顧客の未来を考えた総合的な施設づくりが 顧客の評価につながる
商業施設のデザイン設計事務所としてスタートしたグラン・クリエイト。顧客の要望をしっかりと形にしていくためには、仕事の幅を広げていく必要があると考え、企画、デザインだけでなく、施工管理、メンテナンスまでをトータルに行える体制を整えてきた。
施工には多くの協力会社が携わることになるが、そうした会社を大切なパートナーと位置付けて「グラン協力会」を発足。品質確保や環境安全を図るために、定期的に協議会を行うなど信頼関係を深めている。
また、創業者が大手内装会社出身ということもあり、大手企業の仕事の仕方を理解しつつ、小さい組織ならではの機動力を生かした仕事ぶりが顧客からの評価を生み出している。
「全国チェーン展開している大手飲食店やホームセンターなど、様々な施設を手掛けています。お客様から『また、次も頼むよ』と言われることを目指して、まい進しています」(大竹代表)
商業施設の内装設計・施工を事業の柱とする同社だが、近年機動力を生かして力を入れている分野の一つが、郊外型ロードサイド店の改装工事。外部足場組みや、壁面塗装など、規模の大きな工事となるため、大手施主の対応に慣れていない中小企業では対応するのは難しい。まさに、同社の優位性を発揮できる分野といえる。
もう一つは、大型物販店やホームセンターなどの店舗レイアウト工事。工事中の急なレイアウト変更は付き物であるが、10年以上取り組んできた実績とチーム制での機動力を生かした細かな対応で施主からの信頼も厚い。近年では、これまでのレイアウト工事の経験を生かして、店舗什器の搬出入、組立、レイアウトまでの作業の内製化を進めている。
話しやすい環境づくりと記憶に残るイベントで、若手をしっかりサポート
社内・社外を問わず、コミュニケーションが何よりも大切と考える同社では、話しやすい雰囲気や環境づくりに力を入れている。
「上司や先輩にも相談しやすい社風なので、新入社員も気兼ねなく意見や質問ができると思います」(入社15年目、営業開発部の藤井課長)
その他、交流の機会として、社員旅行やパーティーなどを開催してきた同社。コロナ禍においては、家族など身近な人とプライベートの時間を楽しめるように特別手当として2万円を支給したという。
「福利厚生面は、常に記憶に残るイベントを考えて実施しています。それが会社全体のアットホームさにつながっていると思います」(大竹代表)
また、同社では子育てをしながら制度を利用して活躍する女性社員もいる。
「実は、私が産前産後休業・育児休業の取得第1号なのです。自分の体験をもとに試行錯誤しながら、復帰後の短時間勤務なども確立してきました。今では、男性社員も育児休業を取得するなど、制度として活用されています」(藤井課長)
入社後は必ず現場を体験。上司、役員との面談で納得しながら成長できる
新入社員研修は、ビジネスマナーなどを学んだ後、「グループローテーション」で各現場を回る。半年後に正式配属となるが、設計などへの配属でも、現場を肌で感じることが大切という考えから、最初の半年間は施工管理を経験するため現場に入る。
入社7年目の古澤主任は、現在営業設計部で設計を担当しているが、入社後は約1年間、現場で施工管理に携わってきたという。
「現場は仕事の原点だと思っています。お客様が何を求めているのか。工事にどれだけ多くの人が関わるのかといったことを、自分の目で見て感じることができました。その経験が設計に生かされています」
また、年に2回、本人と上司、役員との面談を実施。意見や要望を吸い上げ、会社からの意見も伝えることで、相互理解を深めている。
その他、資格取得時は報奨金を支給。毎月手当も支給されるなど、資格取得を奨励している。さらに、事例を共有することでミスを繰り返さないための「発注間違い報告会」を定期的に実施するなど、社員一人ひとりの成長を考えた、様々な体制が整備されている。
当社の自己PR
入社3年目に、日本でフランチャイズ展開する海外の紅茶メーカーの店舗設計・施工案件に関わりました。その会社が店舗デザインを一新することになり、上司と共にシンガポールに出張。今では私がそのお客様のメイン担当になっています。若いうちから仕事を任せてもらえることもあり、とてもやりがいを感じられる職場です。(古澤主任)
●第27号 (2021年12月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。