資格取得支援やアットホームな環境の中で、通信インフラ設備の技術を確実に習得
<3つの特徴>
●事業内容:電気通信設備の折衝から保守まで担当
●働く環境:気軽に相談ができるアットホームな雰囲気
●育成制度:資格取得を支援し、合格時は報奨金を支給
携帯の基地局や電気通信設備など、通信環境の整備で社会に貢献
今や、生活必需品となっているスマートフォン。どこでも快適にインターネットを使用するためには、あらゆる場所に、基地局が必要となる。光洋エンジニアリングは、そうした基地局や電気通信設備を設置する際の通信キャリアとの折衝から、設計・施工・試験・保守という一連の業務を担っている。通信インフラを整え、安定した通信環境を構築することで、現代社会に大きく貢献する。
同社は、ビルの屋上や鉄塔などに設置する屋外設備から、ビル内や地下鉄施設に設置する屋内設備まで、あらゆる基地局設置に対応できる技術力をもとに、全国でネットワークを構築してきた。その結果、多くの実績を残し、通信キャリアとネットワーク改善を望む顧客の双方から、高い信頼を得ている。
「当社の社員全員が、大手通信キャリアのネットワーク基盤の構築を担っているという自負を持って仕事に取り組んでいます」(吉田取締役)
携帯電話の基地局を軸に着実に業績を伸ばしてきた同社だが、さらなる事業拡大を図っている。
「電気通信関連機器の技術進化のスピードが加速する中、フレキシブルに対応していくことが求められています。近年は5Gといった先進技術に対応するだけでなく、広く社会インフラを支える電気通信事業にも目を向けています」(吉田取締役)
例えば、東日本大震災の復興の一環として建設されている三陸の復興道路。そのトンネル内の緊急電話やLED照明の設置なども現在手掛けているという。また、企業のデータセンターの新設に関わる電源やサーバー工事なども担当するなど、同社は、あらゆる電気通信インフラの構築を通して、世の中に貢献していこうとしている。

コミュニケーションを 重視し、社歴を問わず気軽に話し合える
「仕事は一人では成立しない」という考えを全社員に浸透させている同社は、社内のコミュニケーションを最重視している。
月1回の全体ミーティングでは、業務の進捗状況などの情報を共有しているが、それ以外でも日常的に報・連・相を行い、年齢、社歴に関係なく話をしやすい環境を築いている。
入社13年目、モバイルエンジニアリング部で営業折衝担当の小竹係長は、「通信キャリアと設備を設置するお客様の間に入る業務をしています。双方の要望が対立するときは丁寧な対応や調整が必要になることもありますが、そんなときはすぐに先輩や上司と相談できるので、若手も安心して業務を進められます」と話す。
また、残業はほとんどなく、有給休暇も取得しやすいという。
「定時に終わるので、早く家に帰って子どもと遊ぶようにしています。有給休暇や長期休暇もしっかり取れるので、休みには家族でキャンプを楽しんでいます」(小竹係長)
さらに、現在はコロナ禍で中止しているが、新年会、忘年会、社員の家族も招待してのバーベキューや釣りなどの社内行事を行い、仕事以外の場でも交流を深めてきた。
プライベートが充実できる環境も、社員のやりがいにつながっている。

入社後は先輩社員がじっくり指導。会社が資格取得費用を支援
入社後は、マナーや業務などを学ぶ基本研修に約2週間参加し、その後は配属先で先輩に付き、OJTを通して業務に必要な知識を身に付けていく。
「文系の学校を卒業し、知識ゼロの状態で入社しました。特に1、2年目は、先輩が手厚くサポートしてくれたので、不安はありませんでした。3年目からは工事の担当を任されるようになりましたが、入社当時、先輩から『工事は工期も大切だが、何よりも安全第一』と教えられたことを今も肝に銘じて作業を進めています」(入社8年目、モバイルエンジニアリング部で施工業務担当の松山さん)
また、業務に関連する資格取得を推進、支援している同社では、取得に必要な費用は会社が負担。さらに取得時には報奨金が支給される。
「制度を活用して、携帯の電波を扱える、第一級陸上特殊無線技士を取得しました。現在はその上級資格で、全ての電波を扱える陸上無線技術士の取得を目指しています」(松山さん)

当社の自己PR
同僚はもちろん、先輩や上司との距離が近く、何でも気軽に話ができます。例えば工事を進めるのに新しい工具があれば効率が上がると考え、上司に購入の相談をしたところ、すぐに承認され業務改善につながりました。また、2年に1回、社員の意見を聞いて作業着をリニューアルしてくれるなど、社員の声に耳を傾けてくれる社風です。(松山さん)


●第28号 (2022年2月発行)掲載 ※掲載内容は発行日時点のものです。