東京カイシャハッケン伝!

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現在は、誰もが自身の能力を十分に生かして働くことが求められています。
では、先輩社会人たちはどうやってプライベートと仕事のバランスを図っているのでしょうか?
そんな学生たちの疑問を株式会社テレワークマネジメント代表取締役の田澤さんに伺ってみました。

株式会社テレワークマネジメント代表取締役の田澤由利さん、大学2年生の増淵さん、大学3年生の額賀さん、大学2年生の山縣さん

座談会に参加して頂いた4人。左から株式会社テレワークマネジメント代表取締役の田澤由利さん、大学2年生の増淵さん、大学3年生の額賀さん、大学2年生の山縣さん。
田澤代表は3人の子どもを育てながらフリーのライターを続け、2008年に会社設立。現在、企業等へのテレワーク導入支援などを行っている。

【疑問1】教えてほしい!プライベートと仕事を上手に両立する方法

額賀
仕事と育児を両立させるのは大変ではなかったですか?
田澤
仕事をしながら育児をするのは、初めての体験だったため、その時はすごく大変でした。それで苦手な料理を代行サービスにお願いするようになったのですが、そのおかげで心にも余裕が持てるようになりました。今の時代は様々なサービスが充実していますから、手を抜けるところは無理せず抜いて、その分、子どもにはしっかりと愛情を持って接してほしいと思います。
増淵
キャリアアップを目指すべきなのか、それとも家族のために生きるべきなのか悩みます。
田澤
今は人生100 年時代といわれています。その長い人生を考えたら、子育ての時間はとても短いものです。子育て中は大変で、ほかのことを投げ出したくなるかもしれませんが、そのことでキャリアを諦めることは非常にもったいないことだと 思います。子育てが終わってからも充実した人生を歩めるようにしっかりとキャリアを築いておくことが大切です。
女性の就業率推移
働く女性は年々増加している!
現在、日本では約7割の女性が働いています。

【疑問2】聞いてみたい!仕事を探す上で気を付けたいこと

山縣
欧米に比べると、日本は女性の雇用環境が整っていないと聞きました。
田澤
日本も女性が働きやすい環境を整えている企業がどんどん増えています。そうした制度をきちんと整備している企業という視点で探してみてください。
増淵
働きやすい環境というのは、どういうところに着眼すればよいのでしょうか?
田澤
例えば、テレワークやフレックスタイムなどの制度があると育児との両立がしやすいです。また、これらの制度がどの程度活用されているかもきちんと調べておきたいところです。「休みやすい」職場ではなく、出産後も「働きやすい」職場かという目線でも企業を探すと良いでしょう。
額賀
やりたいことがありすぎて、何を仕事にするべきか選べません。
田澤
今は転職も副業もしやすい時代になっています。様々なことに挑戦したいのであれば、あえて一番大変そうな仕事を先にやってみるというのも一案です。その経験は、その後のキャリアでも役に立つはずですし、ライフスタイルが変わっても仕事をする上で自信につながります。
企業のテレワーク導入率
テレワーク等、便利な働き方が増えている!
柔軟な働き方を導入する企業も増えています。

●2019年12月更新