就職活動をスムーズに進めるには、これだけは譲れないというポイント、つまり自分なりの「就活の軸」を見付けることが重要です。
そこで、先輩たちはどんな軸を持って就活をしたのか、カイシャハッケン伝! 企業の3人の若手社員にインタビューをしました。
譲れないポイント 就活ではココが大切!
Case study01
株式会社スエヒロ
「感謝の言葉がモチベーションです!」
入社3年目中田さん
私の就活軸
- 建物に関わる仕事
- 人の役に立つ
小学生の頃、自宅が建つ過程を目にして、様々な方が関わる面白い仕事だと興味を持ち、将来建物に関わる仕事をしようと決めました。さらに接客のアルバイトをした時に、お客様の喜ぶ顔を見ることに癒される自分を知り、人と接し、役に立てる仕事が、もう一つの軸になりました。この二つを軸に建設業、不動産、インテリア業界を中心に見て、最終的に消防用設備を扱う当社に就職。人の命を守る製品を扱う仕事に誇りを感じています。
就活生へのメッセージ
説明会に参加する前に、就活サイトや企業のホームページで情報収集をしておきましょう。その上で説明会に参加すると、企業のことがより立体的に見えてきます。
Case study02
菊川工業株式会社
「ものづくりの楽しさを実感しています!」
入社3年目齋藤さん
私の就活軸
- 規模の小さい会社
- ものづくりに携わる
大学2~3年で参加した小さな設計事務所のインターンで、経営者の理念を全社員が共有し、同じ目標に向かって仕事に取り組む様子に触れました。小さな力も集まれば、大きな力になると知り、働くなら中小企業が良いと思うようになりました。就活は主にハウスメーカーやデベロッパーなどを回り、特に新しいものを創り出すメーカーに魅力を感じて、規模は小さいながら金属建材加工のトップメーカーである当社に入社しました。
就活生へのメッセージ
就活中に壁にぶつかったときは、OB訪問などをして経験者に話を聞いてみると解決のヒントが見付かります。今なら、オンラインで気軽に話を聞くこともできるでしょう!
Case study03
キャリアフィールド株式会社
「大学院での研究が仕事に生きています!」
入社3年目濱谷さん
私の就活軸
- 若手が伸びる環境
- 子どもの成長に関わる
大学院での研究テーマは食育。さらに研究の一環で小学生たちと関わる中で、子どもの成長に関わる仕事に関心を持ちました。また、就活中に参加した説明会で、若手社員が生き生きと自分の仕事を紹介するのを見て、若いうちから大きな仕事に挑戦できる環境で働きたいと思うようになりました。その両方にマッチした当社で、営業や編集等、様々な経験を積みながら、今では保育園の食育を支援する新しいプロジェクトにも携わっています。
就活生へのメッセージ
就活では、現場の社員の話をたくさん聞いたことで、企業選びの指針ができました。親や友人などの意見を聞くだけでなく、社員の声も聞いた上で、後悔しない活動をしてください!
●第23号(2020年12月発行)掲載