中小企業は地元に根付き、経済・社会・文化など、様々な分野で地域に貢献しています。その一環として、地域のプロスポーツチームとの提携や協業に取り組む企業があります。
地域社会に貢献する中小企業
ハンドボール
アースフレンズBMを応援!観戦し、社員の親睦を深める
- きっかけ
- 当社の代表が羽田生まれ羽田育ちなので、地元を盛り上げたいということで大田区を拠点にしているチームに出資をしたのがきっかけです。
- 主な活動
- ハンドボールとバスケットボールの計3チームを応援しており、チームや競技に興味を持ってもらえるよう、地元の小・中学生を対象に試合へ招待しています。
- 社員への影響
- 試合観戦が社員同士のコミュニケーションの場になっています。また、私は先日までチームの現役選手でしたので、営業先での話題の一つにもなりました。
サッカー
FC町田ゼルビアを応援!スタジアムで内定式を実施
- きっかけ
- 町田ゼルビアが掲げている「町田を世界に」というスローガンが当社のスローガンと共通点があり、地元企業として共に挑戦していきたいと感じたのがきっかけです。
- 主な活動
- 「ゼルビアがっこう」に参加して地元の小・中学生に製造業について親近感を持ってもらう授業を担当したり、大卒の新入団選手による企業訪問の受け入れなどを行いました。
- 社員への影響
- 当社が開発したAI自動選手識別アーカイブシステムの導入や、スタジアム内定式の実施などサッカーが身近になりました。試合観戦日には社員の家族同士の仲も深まります。
バスケットボール
立川ダイスを応援!エコキャップ運動で社会に貢献
- きっかけ
- 選手・チームとの距離感が近い地元チームのスポンサーは、広報活動や地域貢献としてできることが多く、相互にwin-winとなると感じたのがきっかけです。
- 主な活動
- ペットボトルのキャップを集めてアートを作るイベント(キャップはポリオワクチン寄付へ)を、観客、選手、当社社員を巻き込んで試合会場で行いました。
- 社員への影響
- 社員同士で業務以外の共通点ができ、日頃からチームや試合の話で盛り上がっています。気軽に雑談ができることは、働きやすさにもつながると考えています。
●第37号(2024年6月発行)掲載