東京カイシャハッケン伝!

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中小企業の魅力!

シゴトのやりがいから探そう!業界研究

働くモチベーションを保つ上で大切なのが仕事のやりがいです。
4つの業界で活躍する若手の皆さんに仕事のやりがいを感じる場面を教えてもらいました。

CASE01

【製造業:設計職】
株式会社テセック

テスタビジネスユニット設計グループ 久保庭さん

久保庭さん

スキルを磨いて、最先端の機器を縁の下から支えていきます!

学生時代に受けた授業でロボットにプログラムを組み込むのが面白く、当社もテスターという機械にソフトウェアを入れるという点で共通していたのが入社のきっかけでした。現在は、半導体の検査装置のソフトウェア設計を担当しています。半導体は身近なところだと携帯電話やカーナビのような精密機器で使われている部品。機械が発展するたびに進化していくので需要が高く、検査装置も豊富なバリエーションが求められます。先日は、自分がソフトの設計を担当した検査装置を台湾の企業まで納品に行きました。初めて実際にお客様が利用しているところを見ることができてやりがいを感じました。また、自分の考えを反映した検査装置なので、自分の子どもがしっかり活躍しているような気持ちにもなりました。最近、徐々に任される領域が増えています。3年後に主担当として設計を担当するプロジェクトも決まったので、日々業務を行いながら勉強も欠かせません。

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株式会社テセック
仮想ハードウェアの動作を確認する作業に使用するアプリケーション。設計業務はほぼPC上で行います。

CASE02

【情報通信業:開発職】
株式会社ジオテック情報システム

技術部今井さん

今井さん

エラーを起こさずプログラムを組む達成感と責任感があります!

高校時代にプログラムを組んでホームページを作る授業を受け、自分で作る楽しさを知り、開発を仕事にしたいと思ったのがこの業界に入ったきっかけです。当社はSES(システムエンジニアリングサービス)といって、お客様先に常駐して開発を支援するサービスを行っています。私はエンジニアとして保険業界や不動産業界などの業務システムの保守や改修作業、またOSやPCが切り替わった際のデータベース移行を主に担当しています。プログラム改修を担当した部分が正常に作動したときや、既存のデータベースを何の欠落もなく新しいデータサーバーに移せたときはとても嬉しいです。また当社では、3カ月から数年程度を目安にいろいろな現場に行って業務を行うので、現場によって体制がガラッと変わるのは新鮮ですし、常に新しいことを吸収できるのもやりがいになっています。今後もデータベースに関する知識をさらに身に付け、成長していきたいです。

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株式会社ジオテック情報システム
数字を入力することが多いので、テンキー付きのキーボードは欠かせません。持ち歩くこともあります。

CASE03

【建設業・不動産業:営業職】
株式会社メガクリエイト

クリエイティブ事業部赤沼さん

赤沼さん

資格取得で知識を身に付け建物づくりを的確にサポートします!

建物づくりに携わりたいという夢があり入社しました。当社ではエンターテインメント施設などの大型の建物を手掛けることが多く、どのような装飾で人を引きつけられるかを提案したり、業務にあたりながらデザインの理論を学べる点が仕事の面白さです。今は主にアシスタントという立場で先輩に同行しているので、スケジュール調整や書類のやり取り、資料作成などを中心に担当しています。「赤沼さんがサポートしてくれたおかげで良いものができた」と温かい言葉をもらうこともあり、そんなときはこの仕事をしていて良かったと感じます。また、建物の完成時にお客様から「ありがとう」と言われると、やりがいを感じます。先輩と同行していて尊敬するのが、お客様との打合せ中に突然出た質問に対してその場で的確に回答できること。営業にも役立つと思い、先日一級建築士の試験を受験しましたが、知識を身に付けて経験を積んで、早く独り立ちしたいです。

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株式会社メガクリエイト
常にスケールを持ち歩いており、打合せ中に実寸を正確にイメージしてもらうのに活用しています。

CASE04

【その他サービス:介護職】
社会福祉法人竹清会

特別養護老人ホーム美郷村上さん

村上さん

認知症の利用者に働きかけて、理想の介護を追求します!

もともと介護の仕事に興味があり、さらに大学時代に取得した管理栄養士の資格を生かせる職場として当法人を選びました。現在は、デイサービスの介護士として勤務しています。認知症の利用者様がどのような思考で行動しているのか、どうしたら気持ち良く過ごしてもらえるのかを考えるのがこの仕事の面白いところです。当施設ではイベントを開催するのですが、職員と踊りを披露した際に、認知症が進行している方から「あなたの踊りが良かった」と声をかけられたことがありました。「職員の村上さん」として認識してもらえたことが嬉しかったのと同時に、仕事のやりがいも感じました。日常的なケアも大切ですが、こういったイベントなどのレクリエーションで働きかけることで新たな発見があります。今後は介護福祉士の資格を取得し、より専門性を高めていくことが目標です。自分が理想と思える介護を追求して、より良いケアを提供していきたいと思います。

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社会福祉法人竹清会
職員同士はインカムでコミュニケーションを取っています。離れていても迅速に静かに話せるので便利です。

●第31号(2022年12月発行)掲載