東京カイシャハッケン伝!

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就職に役立つ特集!

「経営理念」をチェックして、
「就職活動」に役立てよう!

企業が社会に提供したい価値や目指す組織像について、端的に知ることができるのが「経営理念」です。
就職活動にあたって経営理念を知ることで、今までと違った角度で企業研究ができるかもしれません。
今回はカイシャハッケン伝!企業、各業界の代表4社にそれぞれの理念を紹介してもらいました。

CASE01

【製造業】
株式会社アイ工芸

代表取締役会長石川さん

石川さん

お客様に喜ばれ信頼されてリピート受注

当社は、業界でも珍しい自社一貫体制を持つ看板の製作・施工企業です。手掛けた看板を企業や店舗に設置するにあたり、お客様の細かな要望を聞き、頼みごとに対し柔軟に対応できる社員が多いのが当社の特徴だと考えています。一人ひとりがこのような姿勢で取り組んだ結果、お客様に喜んでもらえ、信頼され、リピートにつながっています。そういった働く上で大事な姿勢を、この理念に込めています。
お客様に喜んでもらうためには、技術力や提案力の向上も欠かせませんので、毎月勉強会を開催しています。社員同士コミュニケーションを密に取ることも重要なため、社内イベントや同好会でも絆を深めています。また、お客様から届いた感謝の声は朝礼で共有し、社員の表彰もしています。会社として評価を目に見える形で表すことは大切です。皆が同じ方向を向き、笑顔で働けることを重視しています。

株式会社アイ工芸

CASE02

【建設業・不動産業】
シー・エイチ・シー・システム株式会社

代表取締役社長渋谷さん

渋谷さん

Learn steadily,Do differently.

建物づくりはお客様にとって一大事業。やり直しが効かない仕事なだけに、関わる社員は法令などのしっかりとした知識を習得する必要があります。さらに当社は、自分たちにしかできないサービスとは何かを常に考えています。最先端の情報や技術をキャッチアップして、実際の行動や提案につなげていく姿勢も重要です。そのためには、コツコツ学び続けて人と違うことに挑戦する姿勢(Learn steadily, Do differently.)が必要だと考えています。
私は若手社員と話すときに「型破り」という言葉をよく使います。元々は歌舞伎用語で、基本を大事にした上で新しいものを生み出していくという意味。基本は勉強によって身に付くという視点から、当社は資格取得や社内勉強会が盛んです。また、Do differentlyを大切にしていますので、若手のアイデアも最大限尊重し、何より挑戦した件数を評価しています。

シー・エイチ・シー・システム株式会社

CASE03

【情報通信業】
株式会社マン・マシンインターフェース

代表取締役関口さん

関口さん

幸せの環をつくり豊かな社会づくりに貢献する

暮らしに欠かせない機械を正常に作動させるソフトウェアを開発する当社は、社会に役立つシステム開発を中心に、誰かを幸せにする活動を続けることを目指しています。
「情けは人の為ならず」という言葉があります。誰かを幸せにすることで自らに幸せが返ってくるという意味ですが、人の幸せのために自らが動く循環を作ることで、会社が信頼され社会の役に立っていくと考えています。
理念が表れた取組として、地元の河川の清掃や子どもたちに川遊びを教えるなどのボランティア活動を行っています。これらの活動はSDGsの取組にもつながりますし、他人に必要とされることの素晴らしさを実感できます。また、最近では社内で「インターンシップ運営に参加して若者にプログラミングの楽しさを伝えたい」という声が挙がるなど、人材育成に関わり人の役に立ちたいという社員も増えました。

株式会社マン・マシンインターフェース

CASE04

【その他サービス業】
社会福祉法人もくば会

理事長小玉さん

小玉さん

ともに生き、ともに創る。

当法人は、障害者が生まれ育った地で自立して生活をするために、互いに支え合おうという趣旨で始まりました。私自身が障害当事者で、一方的に支援を受けて「お客様」になることに疑問を持ち続けてきたこともあり、当法人には、利用者が必要な支援を一番理解できる障害を持つ理事・職員も働いています。サービスを利用する側、支援する側、あらゆる人が喜びや感謝の気持ちを感じながら、ともに暮らし互いに成長することを「ともに生き、ともに創る」という理念に込めています。
現在、八王子市内の14事業所で障害福祉サービスを展開していますが、「事業展開7カ年計画」をもとにさらに複数の事業計画が進行中です。当法人には様々なジャンルの領域がありますので、障害者支援だけではなく事業計画立案などに関わることも可能です。「ともに」という言葉に共感してもらえる若者の皆さんと一緒に働きたいと願っています。

社会福祉法人もくば会

●第29号(2022年6月発行)掲載