当社はシロアリ防除を中心に住宅のメンテナンス事業を120年以上行っています。その中で蓄積した資料やデータが膨大になってきたため、社内の誰が見ても分かりやすいよう整理し、貴重な情報を社員育成や営業活動により活用できるようにしたいという要望が社内から出てきました。そこで社内アプリ開発チームを私を含めた3人で立ち上げ、使いやすいアプリを外部ベンダーと共同で開発しました。様々な職種や年齢層の社員へのヒアリングを重ね、実装から3カ月程度で社員みんなに有効活用してもらえるものになりました。若手の皆さんには自分のアイデアを社内で実現できることを伝えたいです。
蓄積した資料を見つけやすく使いやすく。社内アプリを開発!
若手チームが地域の子どもたちに向けて、工作教室を開催!
新聞販売店を運営する当社では、住民の皆さんの困り事に応える地域密着事業も展開しています。現在までに、ハウスクリーニング事業やウォーキング教室など様々な取組を行ってきました。最近では未来の新聞購読者を増やしていくため、子ども向け企画にも力を入れ、「とぅいんくる」という若手社員のチームを立ち上げました。新聞やSNSで情報発信するとともに、昨年は工作教室を開催。子どもの描いたイラストからシールを作ったり、端材でフォトフレームを作ったり、参加者に喜ばれました。こういった取組のアイデアは当社の若手社員から出てきたものです。若手がやりたいことを実現できるよう応援しています。
業務負担を削減!自ら社長に提案して窓口を立ち上げ
当社は建物のインターホンなどセキュリティ関連の電気工事を行う会社です。工事の実施や保守点検にはスケジュール調整、在庫管理など、多岐にわたる業務が発生し、多くの部署が関わります。煩雑化する業務を整理し、各社員が本来の仕事に専念できる体制を作りたいと、私たち社員が中心となって社長にプレゼン。2023年に「BPRO(ビープロ)推進室」という名の「窓口」を立ち上げました。現在、業務効率化の実現に向けて各部署からヒアリングをしているところですが、毎月発行しているメールマガジン「BPRO通信」に意見をくれる社員も増えてきました。社員が思いついた意見を気軽に相談できるような存在を目指しています。
人々のコミュニケーションの場に!季節感ある館内装飾に挑戦
日頃からお客様である教習生が楽しく通いやすくなるような、様々な工夫を行っています。コロナ禍の春に少しでも明るい雰囲気を生み出したいと、教習所内に季節を感じられる装飾を始めました。実家の使わなくなった雛人形を持参して、教習所のキャラクターも織り交ぜつつ飾り付けをしたところ評判に。最初は毎月私一人で行っていたのが、手伝ってくれる同僚がどんどん増えて、今では予算も使えるようになりました。お客様からは「楽しみにしている」などの声をいただいています。当社は、地域とのつながりも大切にしているので、地元の皆さんにも季節ごとに立ち寄ってもらえるような楽しい空間を作り続けていきます。
●第36号(2024年3月発行)掲載