東京カイシャハッケン伝!

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仕事も育児も全力!

わが社のイクメン!

「積極的に子育てをしたい!」という男性社員の希望を、会社全体でバックアップする中小企業。
子育て経験によって自己成長したイクメン社員が、社内の働き方改革をけん引しています。

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株式会社wiwiw

入社7年目
コンサルティング部 部長
寺西さん

寺西さん

家族と過ごす時間が仕事にも人生にもプラスに働いている

 私の場合、育児そのものが自分への投資になっています。約1カ月間の育児休業を取得しましたが、その期間中は、妻と家事や育児をシェアすることによって、仕事では得られないような様々な気付きがありました。一方で、これまで時間がなくて取り組めなかった資格の勉強にも充てられました。

 育児休業が明けても、帰宅後は家事や育児が待っていますから、定時に退社するようになりました。定時退社をするためには、短時間で質の高い仕事をする必要がありますが、通勤時間などのスキマ時間を活用した情報収集など、様々な工夫をするようになり、結果として、子どもが生まれる前よりも仕事のパフォーマンスはかなり上がったと実感しています。まさに投資によるリターンですね。

 仕事の面ばかりではありません。何よりも出産という素晴らしい瞬間に立ち会うことができましたし、今は家族と過ごす時間そのものが自分の人生にとってプラスに働いていると感じています。

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株式会社アドックインターナショナル

入社4年目
モバイルネットワークグループ
鈴木さん

鈴木さん

会社・同僚の寛大さと人を育てることの大変さを実感

 入社2年目で子どもが生まれたとき、「共働きの妻を早く職場復帰させたい」という思いから、育児休業を取得したいと考えました。当時は男性の育児休業取得者の前例がなかったものの、上司に相談してみたところすぐに対応してくれて、希望通りに取得できることになりました。社員の皆さんには驚かれましたが、快く受け入れてくれてありがたかったです。仕事もひと段落したところだったので、引き継ぎも必要なく、ちょうどいいタイミングでした。

 以前から家事はしていたのですが、育児休業中は更に子どもの世話が加わりました。子どもと過ごす時間が十分に取れたことや、人を育てる大変さを感じることができたのは良かったですね。運よく保育園への入園がスムーズに決まったため、2カ月半で職場に復帰しました。復帰後も同僚や上司がいつも通りに迎え入れてくれましたし、子どもの体調不良などで早退する際も、上司に相談すると柔軟に対応してもらえるのでとても助かっています。

●第14号(2018年10月発行)掲載