東京カイシャハッケン伝!

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聞きます!女子学生就活悩み相談

この特集のPOINT

  • ●就活を通じて、将来を考え始める女子学生も多い
  • ●ベテランの先輩女性たちからヒントをもらおう

ESを書くにあたって、自分に何が足りてなくて、どうすれば良いのか分からず悩んでいます。情報がたくさんありすぎて、誰の言っている何を信用していいのかも分かりません。

飾らず「あなたらしい」ESを目指して今の自分を素直に書こう

ESとは企業が期待していそうなことを書くものではなく、自分の性格や趣味、どんな事ができる、もしくはできるようになりたいかを事前に知ってもらうためのものだと思います。ありのままのご自身のことを書いてみてください。「それではアピールにならないのでは?」と心配になるかもしれませんが、社会人経験のない皆さんに足りない部分があるのは当たり前。足りない点を考えるより「これならできる、やりたい」を軸に考えて、ESを書いてみてください。書いたESを友人に読んでもらい「あなたらしい」と言ってもらえたら、それが正解です!

コーダ電子株式会社
コーダ電子株式会社
代表取締役 土屋さん

薬学部の経験を生かした仕事に就きたいものの、具体的に何になりたいのかが定まらないことが悩みです。薬剤師になる以外だと、どんな仕事に就くことができるのでしょうか。

第三者視点のアドバイスから考えていなかった職種と出合うことも

医薬品や化粧品関連等の研究開発職や営業職など、薬剤師のほかにも薬学部で学んだことを生かせる仕事はたくさんあると思います。1人で調べているといつの間にか選択肢を減らしてしまう可能性もあるので、第三者からアドバイスや情報をもらうようにしましょう。キャリアセンターに相談したり、学校の先輩の就職先を参考にしたりすることで選択肢が増えるはずです。その上で、自分の興味やライフスタイルに合った仕事を探してみてはいかがでしょうか。可能性を狭めず、色々な選択肢の中からご自身の納得感を大切にしながら決定してください。

大森クローム工業株式会社
大森クローム工業株式会社
企画管理部マネージャー 前澤さん

社会に出る上で収入面は重要視したいですが、地方への転勤は極力避けたいというのが本音です。勤務地を限定すると収入やキャリアアップに影響が出てしまうのでしょうか。

自分が何を一番大切にしたいのか。優先順位を整理してみましょう

地方転勤を避けたいなら、全国拠点を持たない企業を選ぶのが確実です。地域に根差し若手中心の活気ある中小企業なら、実力次第で早期のキャリアアップと昇給が見込めるかもしれません。大きな組織になると全国展開が多く、転勤=昇進・昇格として制度化されていれば、転勤を受け入れることで高い生涯年収を得られる仕組みになります。収入や就業場所だけでなく、仕事内容や企業規模など、ご自分が何を一番大切にしたいのか、整理するのが良いと思います。ご自身に合った仕事と収入が得られる道が見つかることを心から願っています。

社会福祉法人大三島育徳会
社会福祉法人大三島育徳会
副理事長 田中さん

人と関わる仕事に魅力を感じる一方で、入社後に仕事とプライベートをどう両立できるか悩んでいます。長く健やかに働くために、どのような働き方が可能なのでしょうか。

しっかり体を休めるのが大切。休暇等制度の運用状況も情報収集を

人と関わる仕事はやりがいが大きい半面、相手に向き合う中で気付かないうちに無理をしてしまうこともあるかもしれません。休むときはしっかり休むということを自分で意識し、めりはりをつけて働くことが、長く前向きに働き続ける上で大切だと思います。特に情報通信業に多いリモートワークが中心の企業では、通勤時間がない分、自分時間を確保しやすくライフ・ワーク・バランスを取りやすいのが特徴です。就職活動では休暇等の制度の有無だけでなく、社員の話などから実際に使いやすい環境かどうか、情報収集することも大事だと思います。

シオステクノロジー株式会社
シオステクノロジー株式会社
開発本部 第一事業部
システムソリューション一部リーダー 鵜澤さん

リーダーとして責任ある決断を積み重ねる中で、周囲の期待と自分の能力との間でどうバランスを取ってきましたか。周囲を頼る力を身に付けるための秘訣も知りたいです。

「スーパーマン」になることを目指さず周囲を頼ることも大切と考えて

仕事において自分が「スーパーマン」になることを目指す必要はありません。1人でできることには限界があるからこそ、組織があるのです。周りに相談したり頼ったりする方が、結果としてより大きな成果をあげることができると考えてみませんか。分からないことは分からないと伝え、早い段階で素直に周囲を頼ることが、仕事において最もポジティブで正しいアクションです。折れない強さを持とうとするのではなく「教えてください」「力を貸してください」と素直に言える軽やかさを身に付けて、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

株式会社クロスリンク
株式会社クロスリンク
代表取締役 矢野さん

リーダーとして組織を率いる中で、強く伝える場面と柔らかい雰囲気を求められる場面のバランスに悩んだことはありますか。また、周囲との関係をどう築いていますか。

「こうあるべき」ではなく自分らしいリーダーを目指して

私は、強さと柔らかさのバランスに悩むことはあまりありません。リーダーとして、チームに同じ方向を向いてもらうためには、時には厳しいことを伝えなければならない場面もあります。言いたくないことでも、会社やチームにとって必要であれば伝える。それも役割の一つだと考えています。周囲との関係づくりでは、まず自分自身がオープンでいること、仕事に真剣に向き合う姿勢を見せること、そして相手のことも考えて関わること、この3つを大切にしています。そうした積み重ねの中で、互いに信頼関係が築かれていくのだと思います。

ライジングサンコーポレーション株式会社
ライジングサンコーポレーション株式会社
代表取締役 坂本さん

心理・キャリアカウンセラーからのアドバイス

水城 りんさん
水城 りん さん
対話を通じて強みを引き出すことを強みとし、大学キャリア授業や新入社員研修を担当。

6人の質問から、読者に共有したい3点をピックアップします。
情報がありすぎ:過去の経験を深掘りして、ご自身も気付いていない強みを探してみてください。
収入と転勤:どの会社に入るかではなく、どんな人生を送りたいかを軸に考えてみましょう。
周囲を頼る力:リーダーは必ずしも強気で完璧である必要はなく、共感力や傾聴力を生かすことも必要です。
皆さん、リラックスして就活頑張ってくださいね!

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●第45号(2026年6月発行)掲載