東京カイシャハッケン伝!

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就活役立ち!

本音はどうなの?
採用担当者インタビュー

説明会や面接の短い時間だけでは、会社のリアルな雰囲気はつかみにくいものです。
そこで、若者の皆さんからのアンケートをもとに、カイシャハッケン伝!企業の採用担当者に本音を聞きました!

01.採用活動で大変なことは何ですか?
私たちも就活準備で大変ですが、企業の皆さんも最近はオンライン説明会や面談などが増えて採用活動で大変なことが多いのではないかと思います。どんな点で苦労していますか?
Aさん

Answer01

梶原建設株式会社

常務取締役梶原さん

梶原さん

自分らしさを出して、あなたに合った職場を探しましょう!

当社ではオンライン説明会を積極的に取り入れています。ただ、対面と違って会話が少ない分、当社の特徴であるアットホームな雰囲気が伝わりにくいことが課題でした。そこで、採用メンバーと話し合い、簡単なアイスブレイクを取り入れたり、オンラインでの伝え方や表現方法を吟味しました。また、仕事風景や社員インタビューのオリジナル動画を放映して、現場の雰囲気を伝える工夫もしています。

02.礼儀作法で何が気になりますか?
部活やアルバイト経験が少なく礼儀作法が身に付いているか心配です。企業は学生のどんな点を見ているのでしょうか。また、NGだと思う学生の対応があれば具体的に教えてください。
Bさん

Answer02

株式会社ミトヨ

茂木さん

茂木さん

給与や休暇に関しても臆せず質問して、納得できる会社選びを!

挨拶はとても気になります。最初にハキハキと挨拶をする学生は好印象です。また、こちらが話しているときにうなずいたり相づちを打ったりして興味を持っていることを伝えてもらえると、こちらも話しやすくなります。遅刻をするときは分かった時点で連絡をしてもらえれば、評価に響くことはありません。様々な理由があると思いますが、最低限のマナーとして連絡なしでの欠席だけはやめましょう。

03.面接で何を見ているのですか?
面接では学生のどんな点を見ているのでしょうか。また、評価が高いのはどんな人でしょうか。短い時間の中で、いったい何を見て合否を出しているのかがとても気になります。
Cさん

Answer03

株式会社タカノスマイル

取締役寺田さん

寺田さん

まめに連絡をくれる人は印象に残りやすく、私たちも嬉しいです!

私たちが重視しているのは素直さと明るさです。拙くても自分の言葉で一生懸命話す前向きさがあればとても印象が良いです。逆に模範解答を用意している人には、意外性のある質問をして本音を引き出せないかと試みます。当社では直接会うことにこだわり、今のところオンライン面接は実施していません。雑談も含めて1時間程じっくりと話して互いを知り合うことを最も大切にしています。

04.オンライン面接での注意点はありますか?
オンライン授業も多く慣れてはいますが、自宅で面接を受けると緊張感がなくなってしまうのではないかと今から心配です。どんな点に注意すれば良いかアドバイスがほしいです。
Dさん

Answer04

株式会社スクリプト

川口さん

川口さん

周囲から自分の強みを教えてもらい、自己分析に生かしましょう!

当社は最終選考を除いてオンラインで面接を行っています。オンライン面接で注意した方が良いと思うのは手元資料です。メモなどを下に置いてしまうと目線の動きで読み上げていることが伝わってきます。もし手元の情報を確認したいときは「資料を見ても良いですか」と言えばとてもスマートです。採用する私たちは、自然な会話の中から皆さんのパーソナリティーを深掘りしていきたいと考えています。

●第28号(2022年2月発行)掲載