東京カイシャハッケン伝!

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中小企業の魅力

目指せ、スキルアップ!支援するハッケン伝!企業

社会人になっても「学び」が終わる訳ではありません。
世の中が目まぐるしく変化する中で、常に自分のスキルを磨き成長していくことが必要です。
個人の能力開発に改めて注目が集まる今、社員の成長を支援しているカイシャハッケン伝!企業各社の支援内容を紹介していきます。

なぜ学び続けることが大切なのか?

近年、中小企業を取り巻く環境は大きく変わっています。例えば、コロナ禍以降に顕著になったテレワーク導入、在宅勤務などの働く環境の変化や、AI(人工知能)、RPA(業務を自動化するシステム)などのデジタル技術導入による変化が挙げられます。こういった環境変化に対応していくために、企業で働く人材も、今まで以上に新しいスキルの習得が求められるようになっています。加えて「人生100年時代」といわれる中、一人ひとりの人生をより充実したものにするためには、社会に出てからも生涯にわたって学習する姿勢が重要です。カイシャハッケン伝!に掲載されている中小企業でも、個人の能力を引き出すための様々な制度を用意しています。

具体的にどんな支援をしていますか?

「東京カイシャハッケン伝!」掲載企業によるアンケートより

「東京カイシャハッケン伝!」掲載企業によるアンケートより

CASE01

【その他サービス業】
株式会社石国

知識や技術を深めて常に笑顔の接客を目指す

●商品知識や修理技術、接客スキルを深めていくことで、不安を払拭し、店頭で笑顔で接客できると考えます。そのため、商品知識や技術を深めるための研修を多く実施しています。

●新入社員向けには、時計の修理技術を磨くための研修を始め、独自アプリ「スキル診断システム」を導入してスキルを見える化するなど、技術や知識の習得を支援しています。

株式会社石国

CASE02

【その他サービス業】
株式会社カプラス

3年間の研修等で幅広いヘアメイク技術を習得

●サロンで働く美容師としての技術はもちろん、ヘアメイク技術も学ぶことができる環境を整えているため、サロンで経験を積みながら、ヘアメイクの現場での仕事にも挑戦できます。

●カットやカラー、ヘアメイクなどの外部講習会に参加したい場合、費用は会社が負担。また、ヘアメイクの先輩にアシスタントとして付き、実践力も身に付けることができます。

株式会社カプラス

CASE03

【情報通信業】
株式会社ティアーズコンピュータ

「心」「態度」を身に付けて「技術」を習得していく

●3カ月の新人研修を実施していますが、その後は「社員は大人」という前提で社員自ら課題に気付き、課題解決のアクションを起こしたところで必要に応じた支援を行っています。

●新人研修では「心」「態度」の素養を身に付けた後「技術」の研修でITパスポート試験合格を目指し、合格者には資格手当を支給。その他情報処理技術者試験には受験費を補助します。

株式会社ティアーズコンピュータ

CASE04

【情報通信業】
キャロルシステム株式会社

現場以外の学びの場で個人スキルの底上げへ

●日々の業務だけでは体系的な知識や最新の技術水準を維持することが難しいと考えています。そこでプロジェクト現場を離れた場でも学ぶ機会を保つため、研修等を実施しています。

●階層別研修や、プロジェクト現場では知ることのできない技術や業界の最新情報などを学ぶ外部講師による研修。また、資格取得や書籍購入などに対する金銭的な支援も行っています。

キャロルシステム株式会社

CASE05

【建設業】
株式会社鉄信

「人財」の育成は、会社の存続を左右する重要事項

●教育担当部門を設け、研修や資格取得の支援を行っています。効果的にスキルアップできるよう研修機関と事前に内容を打合せし、当社独自の研修を企画・実施しています。

●高い施工品質(特に安全面)提供のため、知識や技術の習得は必須です。技能や各種国家資格取得にかかる費用は会社負担、諸手続きも教育担当が行い社員の負担を軽減しています。

株式会社鉄信

CASE06

【その他サービス業】
株式会社プラグマ

人間力+仕事の能力を兼ね備えた人材を目指す

●社員一人ひとりが魅力的であり続けるためには、専門知識を習得し続けることが必要不可欠です。具体的には、社内研修と外部研修などで、能力の向上を促進しています。

●年度ごとに簿記や社労士など、受験する資格試験を選定し、勉強会(キャリアマップあり)も実施しています。受験料、授業料の補助や合格祝い金などの支援体制も整えています。

株式会社プラグマ

CASE07

【製造業】
株式会社ブンリ

自ら学ぶ風土を形成し、文系社員もスキルを獲得

●製品知識は欠かすことができません。当社はニッチな業界のためゼロから学べる研修を行っています。現在は文系出身の営業が約7割。自発的に学ぶ意識を醸成することを目指しています。

●新人研修とともに階層別研修や通信教育の補助制度を導入しています。今後は、面談やアンケートで掴んだ社員のニーズや将来求めるスキルに合った研修制度を構築していく予定です。

株式会社ブンリ

●第32号(2023年2月発行)掲載